文学部からファイナンスの世界へ。外資系企業への転職。
現在はアメリカでファイナンスの仕事をしているわたしですが、大学は文学部でした。
その後気が変わってファイナンス関連の勉強を始め、最終的には外資系企業へ転職、その後アメリカへ移住した私。
自分の人生やキャリアについて、それなりにプランして進んでいたつもりだったのが、気づいたら予想もしない人生になっていた、そんな私の経歴をまとめてみました。
大学時代:文学部→税理士受験を開始
大学は文学部だったので、そこで何か将来のキャリアに直結するようなスキルは身につかず、かといってこのままなんとなく就職してしまうのはこわいという思いを抱えていました。
両親が高校時代に離婚し、専業主婦だった母親が仕事を探すのに苦労したのを見ていたわたし。何かあっても自分ひとりで生きていけるようにしなくてはと、考えた末に選んだのは、税理士の資格を目指すという道でした。
大学卒業、社会人&受験生時代
大学卒業後の半年はバイトをしながら受験勉強に専念する生活を送り、友人たちからは少し出遅れて就職しました。
私の代の就職活動は、かなり売り手市場と言われたタイミングで、友人たちの多くが大手企業に就職していったことを覚えています。
新卒という切符を捨てて、いわゆる大手企業への就職をしなかった自分の選択は正しかったのか‥と悩んだこともありました。(行けたかどうかは別として)
とはいえ、それまで「私にはこれがある」という専門性を持っていなかった私にとって、国家資格の取得・専門家として働けるということには大きな意味があり、自信にもつながりました。
これから、この専門性を生かしてやっていくのだという希望でいっぱいでした。
しかし2年ほど働いた後、周りの上司や先輩を見て、私は将来こういう働き方がしたいのか?と疑問を持つようになりました。
クライアントの都合に合わせて、終電まで働くことも普通で、それができない既婚・子持ち女性は戦力外とみなされる環境でした。
つまり、ロールモデルにしたいと思える女性はそこにはいませんでした。
転職活動を開始
そこで転職活動を始めたわたし。
当初は「自分の専門性を生かしつつ、女性でも長く安心して働ける職場」というゆるゆるとした希望をもっていました。
しかし、元々英語が好きでTOEICのスコアを載せていたため、転職エージェントから紹介されるのは外資系企業ばかりでした。
外資系企業は流動性が高く求人数も多いので、エージェントにしてみればそことマッチングして成約に持ち込みたかったのでしょう。
当初の希望は、多くの人が新卒で目指すような日系大企業。
その中でも中途だからこその職種が確定している案件を取ろうと考えていました。新卒で入るどの部署に配属されるか分からないけれど、中途であれば経理財務などのポジションに直接応募できます。
しかし、定時された給与を鑑みると、外資系企業は魅力的な選択肢でした。
外資系IT企業への転職
ダメ元で面接だけは受けてみようということで応募した外資系企業。とんとん拍子に選考が進み、気づけば入社することになりました。
そこでの仕事は、わたしが考えていた自分の専門性を直接生かせる仕事ではなかったし、外資系企業は長く安定して働ける会社ではありません。
今思えば、うまく丸め込まれたような気がするものの、当時のマネージャーに言われた言葉は今でも思い返すことがあります。
「○○さんのように、将来はこんな仕事をしてキャリアを積みたいと、しっかり決めてその通りに進んでいく道ももちろんすばらしい。けれど目の前にあるチャンスに思い切って飛び込んで、そこで知らなかった世界を見るという経験も、悪くない選択だと思いませんか?」
と、そんなことを言われたのです。
「ぼくのように、30代後半、40代になってくると、自分の未経験分野に飛び込むのはだんだん難しくなって、若い頃の貯金を取り崩しながら仕事をしていく感覚になっていく。でもあなたにとって今は、まだ経験を広げていく時期なんじゃない?」
今思い返しても、口の達者なマネージャーでした。笑
しかしその言葉になるほどと納得し、私の思い描いていた転職先とは違う、さらには英語で仕事をするというチャレンジングに見えた環境でしたが、そのオファーを受けることにしたのです。
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