アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカの西側で4歳の娘を育てながらファイナンスの仕事をしているワーキングマザーです。税理士→外資IT→米本社勤務。アメリカでの共働き、マイホーム、お金、子育てなどについて書いています。

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母性父性はいつうまれる?

私って、自分が思っていたより母性が弱いのかなと思った時期がありました。

 

妊娠が分かった直後から、私が赤ちゃんを守らなくちゃという気持ちはあったし、うまれてくるのもとても楽しみでした。

 

けれど、実際子どもをうんでみると、赤ちゃんと対面した瞬間からもっとぶわーーーーっとあふれ出てくるものかなと想像していたものが、そこまでではなかったのです。

 

以前書いた通り、マタニティブルーなのか産後うつだったのか、精神的にかなり弱っていたため、かわいいかわいい~!!というよりも大変すぎる‥という気持ちが大きかったからでしょうか。

 

 昔から、小さい子や赤ちゃんは割と好きな方だと思っていたし、下にきょうだいはいないものの小さいいとこと遊ぶのも大好きでした。

 

のはずなのに、まだコミュニケーションもとれない生後間もない我が子と家でずっとふたりでいると、息が詰まりそうでたまらなかったのです。

 

わたし、母性があんまりないのかも‥子どもそんな好きじゃなかったのかな、と思うときすらありました。

もちろん、我が子がかわいくないわけではないし、愛おしくてたまらない気持ちはあったのですが、思ってたのとちょっと違う‥という感じでしょうか。

 

一方夫はというと、なおさら父性なんてものは大して湧いていないように見えました。

娘のことはよくかわいがるし、面倒もしっかりみていましたが、それは親としての責任感からくる部分が大きいんだろうなと思っていました。

「我が子、かわいすぎて目に入れても痛くない」という風には見えませんでした。

 

 

とはいえ、なんやかんやとふたりで一緒に成長を見守り、

「いつの間にこんなに大きくなったんだろうね」

「いつの間にかこんなこともできるようになった」

ということが増えるうちに、自分の子どもに対して使うのが適切かは分かりませんが、どんどん「愛着」が湧いていくのを感じました。

 

2歳になった今の娘は、わたしが向ける愛情に対して全力で応えてくれ、むしろこちらが何もしなくても娘からの全身全霊全力の愛情を感じます。

 

わたしも、うまれた直後・うまれる前からもちろん愛情は持っていたけれど、それが日に日に強くなっていくのを感じます。

うまれた直後より、娘が愛おしくてかわいくてたまらないし、おそらく「母性」と言われる感情も、今の方が強いです。

 

父親である夫も、会話やコミュニケーションが取れるようになった頃から、格段に父親らしくなったなぁと感じます。

 

娘が「パパ~ぎゅ~~」なんてハグしに行くと、「○○~かわいい~!!」と心の声がだだもれしています。

娘とふたりでふざけるのも心から楽しそうで、それはもう責任感なんてものではないと一目で分かります。

 

「これ買ったらきっと○○喜ぶよね~」と自分から言い出すことも増えました。

 

 

母が自分に向けてくれていたような愛情を、同じようにわたしも持てるのかなと疑問に思った時期もありました。

ですがそんなのは全くの杞憂で、我が子の成長と共に、母性も育っていくものなんだと分かりました。

 

 

一人目なのか、二人目以降なのかによっても大きく違う気がするし、

うまれた瞬間から、かわいくてかわいくて食べちゃいたい~なんていうパパママもいるので人それぞれなんだとは思いますが、我が家の場合は、私も夫もちょっとずつ母性父性的ななにかを獲得するタイプだったようです。

 

これからどんどん成長していく娘と共に、わたしたち親も、そして家族のかたちもどんな風に変わっていくのかな~と、楽しみに思うのでした。

 

 

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