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アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカ企業で働く一児の母。アメリカ生活、共働き、子育て、マイホーム購入、、その他日々感じることを書いています。

アメリカは日本より休みやすい?休暇制度について。

アメリカ生活 仕事

有休、産休育休、病欠、その他長期休暇‥国が変われば休暇事情も変わります。アメリカと日本、どちらが休みやすいんでしょうか。

他社の事情が分からないので、アメリカ全体の傾向というより私の会社の話が中心になりますが、制度の違いや休暇の取りやすさについて書いてみようと思います。

 

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1. 有給休暇:

一般的な有給休暇について、日数的にはそんなに変わらないかなという感じです。

私の会社の場合、10年目までは一律 3 weeks per year、10年目以降は 4 weeks per yearとなっています。日本では、1年ごとに少しずつ有休日数が増えていた気がするのでそのへんは少し違いますね。ただ、日本の方が祝日が多いので(2016年でいうと、日本が17日に対してアメリカは10日程度です)実質的には日本の方が休めるかもしれません。

 

ですが、取得率に関しては日本より格段に高そうです。

休む時はみんなしっかり休むし、休む人を誰かがカバーするという状況を誰もが受け入れ、システムとして成り立っています。上司から有休はすべて使い切るようにと言われますし、上司もしっかり休みを取っています。

そして、3 weeks per yearと書きましたが、規定にはなぜか “about” 3 weeks per year (年間、約3週間) と書かれています。そして、休んだ日数を管理するシステムも申請するシステムもないので、日数カウントは適当な気がします。仕事さえちゃんとしていれば、1年でトータル3週間半休んでいても誰も文句言わないでしょう。

休みたいときは、Outlookのカレンダーを上司と関係者に送ります。必要があれば、いない間なにかあったらカバーしてねという人に交渉しておきます。

 

チームミーティングの際マネージャーが「誰か休みを取る予定はある?」と聞いてくることがありますが、

「誰が何日休んでも I don't care, I don't monitor it, just to make sure everyone takes a vacation」

というようなことを言ってました。(文章めちゃくちゃですみません、、こうして外資系の人はルー語で会話するわけです。。)

notefromus.hatenablog.com

 

 

2. 産休育休:

アメリカでは、日本のように法律で定められた有償の産休育休制度はありません。

12週間の産休が保障されていますが、’unpaid leave’(無給休暇) のため、基本的に給料は支払われません。そのため、どのような育児休暇がとれるかは完全に会社次第です。

以前、NetflixやMicrosoftが育休制度を拡充するというニュースが取り上げられましたが、これが取り沙汰されるということは、つまり現在の制度が整備されていないということですね。。

 

さて、私が勤めている会社ですが、アメリカにしては悪くないと思われる育休制度が導入されています。日本が保険組合や雇用保険から支払われるのと異なり、休暇中の賃金手当は完全に会社が負担します。

母親‥13週間+8週間の有給休暇が取得可能。(妊娠・出産にあたって何か事情があれば、無給休暇を延長&保険からお金が出る、というケースもあります)

父親‥8週間の有給休暇が取得可能。

つまり、母親に関しては4~5ヶ月間の育休が取得できるのですが、これはアメリカにしては比較的長い方だと思います。周囲を見ていても、3ヶ月ほどで復帰している女性も多くいます。まぁお金がもらえなければ、みんな早く復帰せざるをえないですよね‥

 

そして実際の取得率、これは完全に私の会社内での話ですが、男性の育休取得率がかなり高いです。この制度自体まだ始まって2年ほどですが、私の知る限り、子どもがうまれた男性はほぼ全員この制度を利用して休みを取っています。私の以前のボスのボスは8人の子持ちで、昨年9人目がうまれましたがしっかりこの育休を取っていました。8週間すべて使い切るかはその人によります。

 

3. サバティカル休暇:

これは日本ではあまり聞かない気がしますが、勤続が長くなると長期休暇がとれる会社もあるのでしょうか?

元々は大学教授などに与えられる長期休暇のことを指すようで、その場合1年などかなり長いようですが、うちの会社の場合は4週間もしくは8週間です。

4年勤続後4週間、若しくは7年待つと8週間の長期休暇が取れます。一度取得するとカウントがリセットされて、その後また4年 or 7年経てば次のサバティカルが取得できます。これも、当然の権利としてほぼ全員がとっていると思います。サバティカルのカバレッジを誰がするか、なんていう話題もよく出ますし、みんないずれ取るものだからお互い様という感覚です。

 

4. 病欠:

風邪を引いたので休みますというやつですが、これは基本的に有休にカウントしていません。メールで関係者にsick leaveであることをお知らせして、終了です。その間自宅で仕事をする人も多いですが、それで有休が減るということもありません。病欠は病欠、有休はバケーションのためのものという感じです。(特に規定上そう書かれているわけではなく、そういう雰囲気です)

 

5. 子どもの病気による早退、欠勤:

これも病欠と同様、有休がこれでなくなるということはありません。子どもを病院に連れていくので遅れます、早退しますというのも、“きちんと仕事さえしていれば” 問題ありません。半休(という概念自体ない)や有休をとる必要はありません。

これは休みではありませんが、子どもの病気のためにwork from homeしまーす、なんていうこともしょっちゅうあります。私の場合、まだ娘が2歳なので子どもがとなりにいると集中するのは難しいですが、メールをチェックして返信したり、大事なミーティングは電話で出たりという対応が可能です。

 

 

上記はすべて私の会社での話なので、一般化できない部分がたくさんあります。

(接客業やシフト制の仕事ではまったく状況が違ってくるはずです)

ですが、比較的日本より柔軟だとは思います。以前勤めていた同じ会社の日本支社では、有休・半休の日数が0.5日単位で管理されていましたし、病欠も有休から差し引いていたので。(それが当然と思っていましたが)

 

制度も大事ですが、それ以上に、権利としてきちんと休みを取るという文化があることが、一番いいことだなと思います。

 

 

こうして書くといい環境で働いている気もしてきますが、休みばかりとって仕事で成果を出せなければいずれクビになるので、すべてが自己責任です。

成果だけちゃんと出してくれるなら好きなように休んで~ということなので、日本より守られていないことは間違いないです。。うーんどっちがいいだろう。

個人的には自由がきく今の環境に満足しています。特に、子どもがいる私にとっては「子どもの病気で有休全部なくなった!!」なんてことがないのは有り難いです。

 

とはいえ、日本の祝日の多さはうらやましいです。なんだ山の日って。

 

 

 

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