読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカ企業で働く一児の母。アメリカ生活、共働き、子育て、マイホーム購入、、その他日々感じることを書いています。

毎日一緒に過ごしていた母と、1年に1度しか会えなくなって。

私の母は、東京でアパートを借りてひとり暮らしをしている。

 

姉一家が電車で1時間弱のところに住んでいるものの、周りに親族がいるわけではなくまったくのひとり暮らしである。

渡米するまでの30年弱ずっと母親と暮らしてきた私にとって、母がさみしく暮らしているんじゃないかと想像するだけで涙が出るほど切ない気持ちになる。最後の5年ほどは姉も出て行き2人きりだったので、母親であるという以上に、協力し合って一緒に生きてきたパートナーという感覚があるのだと思う。

 

かといって、家族で渡米することに決めた私と日本で働く母は別の人生を歩んでおり、物理的に寄り添い続けることはできない。

 

 f:id:notefromus:20160824051516j:plain

 

海外で暮らす人の多くがぶつかる、親の老後問題。

まだ私の母は大きな病気もせずに元気でいてくれているため、現実的に介護などの問題を考えられてはいないけれど、父親とは離婚しておりすでに亡くなっているため、母のことは私と姉で考えなくてはいけないと覚悟はできている。

 

渡米してから3年弱、これまでに3回一時帰国しており、来月また2週間ほど帰国する予定だ。

 

1年前は仕事をしていなかったため自由がきいたものの、今後は1年に1度のペースが限度だろうと思う。

こちらの生活のペースもできて母親が近くにいない生活にもすっかり慣れたけれど、このまま1年に1回(下手したらそれ以下)しか会えないまま人生終わるのかなと思うとさみしい気持ちになる。

 

母は仕事の関係上、GW、年末年始など一般の人が長期休みを取るタイミングで休みを取ることができない。数人のシフトでまわしているような職場をとりまとめているため、今の職場で働き始めて15年の間、1週間を超える休みを取ったのは私の産後の手伝いをしにアメリカに来てくれた時、1度きりである。

 

そんな状況なので、こちらに遊びに来てほしいと願ってもなかなか叶わない。仕事は体力的にもかなりきついようなので可能なら辞めさせてあげたいし、定年退職でもすれば時間はできるのだろうが、自分で得られる収入がなくなるのは母も不安だろうし私も不安である。というわけで、60歳を過ぎても仕事は続けるようだ。

 

 

もっと私に甲斐性があって、母をこっちに呼んで養えるくらいの余裕があったらなと思うこともある。

けれど、英語も話せないのに知り合いもいないアメリカに来ることが母にとって幸せなのかは分からない。医療保険制度の充実度合を考えたら、日本にいる方が妥当とも思える。そもそも、母自身が私に完全に依存することは望まないだろう。私の渡米前も、自分のこれからの生活に対する不安は押し殺して「私のことは気にしなくていいから、自分たちの生活を考えなさい」と何度も言っていた。

 

せめて、1年に何度かお金を出してこちらに呼んであげられたらなぁと思いつつ、産後手伝いに来てもらって以降一度も実現できずにいる。

 

 

知人の日本人にも「もう一度来てほしいと思っているうちに、親が高齢・病気になって実現できなくなってしまった」と言っている人がいた。

 

子どもの成長が、今しか見られないものであるのと同じように

親が元気でいてくれる今も、後からは取り戻せないものだ。

 

 

来月帰国したらたくさん話してたくさん写真を撮って、会えない時間と距離を埋めよう。今できることはそれくらいなのかもしれない。

 

そして私と娘との間にも、いつかそんな関係になる日がくるのかもしれないと思うと、今ある毎日をかみしめて、大切に生きていきたいと思う。

 

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村