アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカの西側で4歳の娘を育てながらファイナンスの仕事をしているワーキングマザーです。税理士→外資IT→米本社勤務。アメリカでの共働き、マイホーム、お金、子育てなどについて書いています。

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アメリカで家を建てる~オプション選びの詳細。

前回の記事で、家を建てることにした経緯について書きましたが、その続編です。

 

notefromus.hatenablog.com

 

 

建売住宅か注文住宅か 

日本で戸建てを購入する場合、土地付一戸建ての建売住宅か、土地を決めて一から自分たちで作り上げる注文住宅か、という選択をすることになると思います。

 

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アメリカでも、Builderがある区画を買い上げてそこに似たような家を一気に建てるタイプの建売住宅と、最初の設計から自分たちで行う注文住宅な的なものがあります。あるはずです。

 

あるはずなんですが、注文住宅という選択肢はかなりの豪邸にならないとないのではないでしょうか。

少なくとも私たちの住むエリア&私たちが購入できる価格帯で考えると建売しか選択肢はなく、考慮すらしませんでした。

 

ちなみに、サンフランシスコなどの現在不動産バブル中の超高価格地帯では、そもそも新築を建てるなんていう考え自体少ないかもしれません。

買える家、家を建てられる土地自体が少なく、1950年代に建てられた家を1M近い値段で買う‥なんてこともよくあるようです。

 

ともあれ私たちが住んでいる場所では、どこかに土地を自分で買って一軒ぽつんと家を建てる、というのはあまり見たことがありません。(超高級住宅街を除く)

 

住宅街となる広大なエリアを一気に開発するということが多いのですが、そういったコミュニティ内にある家がほとんどだと思われます。

 

さらにそれがGated community(入口にゲートがついていて、入るには鍵かパスワードが必要)だったりゲートなしだったりするわけですが、いずれにしろある程度のコミュニティになっている方が治安的にも安心です。

 

 

建売住宅のオプション選び

さて、私たちが購入することに決めた建売住宅ですが、建売といっても日本とは少し趣が違うかもしれません。

 

わたしは日本で家を買ったことがないので詳しくありませんが、日本でいうところの建売は、すでに完成済みの建物を見て購入を決める、んでしょうか?

もしくは、建築前の建売住宅を購入するケースもあるのかもしれませんが、オプションとして変更できる項目はそんなに多くないのではないでしょうか。

 

こちらで私たちが購入したのは建築前の物件です。

 

コミュニティ内にモデルハウスが何パターン建っており(平屋、2階建て、部屋数の違いなど、異なるFloor Planの家がモデルとして建っています)、見学して気に入ったFloor Planがあれば区画を選んで売買契約を結び、その後細かいオプションを決めて着工するという流れです。

 

このモデルルーム自体をQuick Move-inとして売ったりもするので、これはまさに建売住宅になります。

 

わたしたちが購入したのは3 bed room + Den(書斎)という間取りの平屋です。

このコミュニティ内には100戸以上の家がありますが、Floor Planは平屋と2階建て、それぞれ2種類あったと思います。

 

売買契約を結んだのが今年の5月8日。

その後5月31日までにオプションを全て決定しました。この期日以降にオプションの変更をした場合は追加料金がかかります。

 

モデルハウスやSales Officeがある場所とは別にデザインセンターと呼ばれる場所があり、そこで全てのオプションを選びます。

 

ショールームのようなところで、キッチン、洗面所、キャビネット、カーペット、タイル、ドア、、など全てのサンプルがそこに展示されています。

 

参考

www.ashtonwoods.com

 

オプションの中には、

  • 追加料金なしで選べるスタンダードオプション
  • 追加料金が必要なオプション

があります。

 

 

 

追加料金なしの例

  • カウンタートップ、カーペット、タイル、照明、キャビネット、取っ手などの素材・色を決める際、グレードが下のものから選べば追加料金なし(無料の中でも何種類かある)
  • シャワールームとバスタブを分けて独立にした、これは無料で選べた気がする
  • Denをベッドルームに変えるなどの間取り変更
  • 2+1台のガレージのうち1台用のガレージをベッドルームやゲームルームに変えるなどの間取り変更
  • フロントヤードのデザインを好きなものから選ぶ(3種類ほど)
  • 外観のデザインを好きなものから選ぶ(3種類ほど)

 

有料オプションの例

  • カウンタートップ、カーペット、タイル、照明、キャビネット、取っ手などの素材・色を決める際、グレードを上げると追加料金
  • マスターベッドルームとマスターバスルームの間にドアをつける(戸建てだとここにドアのない家も多い)
  • 1台用ガレージに家に通じるドアをつける(2台用の方にはもちろんついてる)
  • バスルーム、キッチンなどにタイルを貼る
  • メディアセンターや暖炉を設置する
  • 天井をかっこよくする
  • 壁の色を変える
  • 照明やファンのPre wireをする
  • 天井にスピーカを内蔵する
  • シンク、洗面台、蛇口などのアップグレード(丸いボウルを四角に変えるとか、2つに分かれてるシンクを1つのにするとか)
  • 食洗器、オーブンのアップグレード(ブランドや性能、見た目のカッコよさなどで値段が変わってくる)

 

これらは一例で、とにかく膨大な量のオプションがあります。ひとつのオプション(例えばキャビネット)に対しても、色や素材などたくさんの選択肢があるので、決めることが本当に多いです。

 

一方、決められた範囲内でしか間取りやオプションを選べないので、そういう意味では建売と注文の間に位置するイメージかもしれません。

 

デザインセンターでは自分たち専任のデザイナーがついてくれるので、事前にこういうイメージが好き~というイメージを送っておけばそれに合うものを出してきてくれたり、この床材にはどういうカウンタートップが合うかな‥などと相談すればアドバイスもしてくれます。

 

この大量のオプションを2回のアポイントメントで全て決める必要があったので、結局どっちにしたんだっけと覚えていないところすらあります‥。

でも、ワクワク妄想しながらいろんなサンプルを見るのはとっても楽しい時間でした。

 

 

参考になるのか分かりませんが、契約から引渡しまでの流れです。まだ建設中のため、確定ではありませんがこんな予定です。

 

今回書いたのはDesign Appointmentと書いてあるオプション選びのプロセスです。

 

5/5/2016 Got a mortgage pre approval

5/8/2016 Sing up purchase agreement

5/18/2016 First design appt

5/27/2016 Second design appt

5/31/2016 180 day rate lock (mortgage)

5/31/2016 Option decision due date

7/14/2016 Pre construction meeting

9/15/2016 Pre drywall meeting

10/1/2016 Work on final loan approval

10/19/2016 Locked the interest rate using 60 day free float down option

11/21/2016 New Home Orientation

11/28/2016 Acceptance of Completion

11/29/2016 Close of Escrow  -  pick up keys!

 

 

他の項目についても、おいおい書いていきたいと思います。

 

 

 

【英会話に興味がある方へ】

ビジネス英会話初心者だったわたしが、外資系企業勤務→アメリカ本社勤務をして身につけたサバイバル英会話術を公開しています。

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