アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカの西側で4歳の娘を育てながらファイナンスの仕事をしているワーキングマザーです。税理士→外資IT→米本社勤務。アメリカでの共働き、マイホーム、お金、子育てなどについて書いています。

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アメリカで家を建てる~ローン支払額を公開。

アメリカで家を建てることに決めた私たち。

もちろん、こちらで住宅ローン(mortgage)を組まなくてはいけません。

 

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住宅ローンを選ぶ 

住宅ローンを本決めする前に、売買契約を結ぶ時点(中古住宅購入の場合はOfferを入れる時点)で住宅ローンのpre approvalを取る必要があります。

私たちはこれだけローンを組める力がありますよ、というローン会社からの証明を売り手に提示するわけです。

 

これは、まだ仮の段階なので実際にローンを組む会社と違っていても問題ありません。

 

わたしたちの場合、売り手であるBuilderがWells Fargo(Bank of AmericaやCitigroupなどと並ぶ大手の銀行)と提携していて手続きが簡単だったので、ひとまずそこをからpre approval(pre qualification)を取りました。

 

この段階ではまだオプションを含めた購入総額が確定していないので、大体これくらいになるだろうという$400K($=100円換算で4千万円)でのpre approvalです。

 

ちなみに1%、2%という低金利を見ている日本人には驚くべきことですが、アメリカの金利は今30年固定で4%弱です。数年前には6%台の時期もあったのでこれでもかなりの低金利です。基本的に固定金利の場合は15年か30年の2種類から選びます。

 

もしくは15年以内に間違いなく売却するということであれば15年固定、その後変動というような手もありますが、さすがにまだなんとも言えないのでここは30年固定にしておきました。

  

その後無事に契約を締結したら、今度は実際に住宅ローンを組む会社を比較検討します。

金利、サービスなど総合的に良さそうなところからQuote(見積り)を取ってどれがいいかな~と考えるわけです。shop aroundといいます。

 

 

すでに家が建っていてすぐに引き渡されるのであれば、現時点の金利が適用できるわけですが、実際私たちに適用される金利は半年後のものです。

すごく悩んだのですが、私たちはWells FargoでそのままMortgageを組むことに決めました。

 

Wells Fargoに決めた理由

担当者の対応が良かった

どこの銀行に決めるか、いつ金利をロックするかなど最終的には私たちが判断しなくてはいけないことも、彼女の言える範囲での最大限のアドバイスをしてくれました。

 

そしてメールの返信・対応がとても早かったこともプラスポイントでした。金利に関することなどすぐに返信が欲しいことも多かったのですが、いつも素早い返信だったので信頼できました。

 

銀行のシステムがきちんとしていた

ローンの審査のためにたくさんの資料を提出することになるのですが、LoanTrackerと呼ばれるWells Fargoのシステムもきちんとしていました。そのシステムに提出書類をオンライン上でアップロードできるというものです。

不明点があれば担当者がすぐに対応してくれました。

 

Builderと提携していた

売り手にあたるBuilderがWells Fargoと提携していたため、クロージングコスト(諸手数料など)に対して大幅ディスカウントがありました。

 

提携先ということで最初は訝しんでいた部分もありますが、このおかげでクロージングコストはかなり抑えられたと思います。

 

さらに、Builderと提携しているため状況説明も最小限で済むなど、コミュニケーションが最初からスムーズでした。

 

Extended Rate Lockのシステムがあった

これは、私たちでいうと5月末時点の金利をロックして、その後どれだけ金利が上がっても引渡し時にその金利が適用されるというサービスです。

 

わたしたちがロックした時点では金利が4%だったのですが、それにプラス0.25%した4.25%で180日間ロックしてもらえました。

 

もちろん手数料がかかるのですが($1,600払いました)、支払った手数料はクロージングコストに充当できるので、ここで確実にローンを組めば実質手数料無料ということになります。もっと手数料を払えばプラス0.1%でロックするなんていうオプションも選べました。

 

4.25%でロックしたのですが、実際のクロージング(引渡し)時にそれ以下に金利が下がっていれば、低い方の金利を適用できます。

 

大手なので他社と比較して金利が低いわけではなかったのですが、クロージングは半年後なので金利ロックのサービスが良かったこちらを選びました。

 

 

その後クロージングが1ヶ月半後に近づいたちょうど昨日、金利を再ロックしました。

 

きお時点のWells Fargoでの適用金利が3.75%だったので、ロック済みの4.25%ではなく3.75%が適用されました。

この金利は昨日から60日間有効なのでそれまでにきちんとクローズすれば3.75%でローンが組めます。

大統領選が終わるのを待った方がいいのか、、とも悩みましたが、そればかりは分からない&最近じわじわ上昇局面にあったので昨日のうちにロックしてしまいました。

 

下がると悔しいので、これ以降金利はチェックしません。笑 でもここ数年のスパンで考えると、かなりの低金利で組めたと思います。

 

 

ローン支払額 

そして、まだクロージングしていないので確定していませんが、これに基づいたローン支払額です。

 

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Purchase Price(購入価額): $396,687

Down Payment(頭金): $79,337

Principal Amount of Loan(借入総額): $317,350

Monthly Payment (月額返済額): $1,470

Insurance, Real Estate Tax, HOA(保険、固定資産税、コミュニティの共益費): $264

Total monthly Payment: $1,734

Monthly payment after tax effect(税控除調整後): 約$1,469

 

 

ものすごい赤裸々に書いてしまいましたが‥身バレしませんように。

 

購入価額約4,000万円、頭金約800万円、借入総額は約3,200万円。頭金はこつこつ私の給料を中心に貯めました。 

 

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実際毎月払うのは保険や固定資産税など込みで約17万円、ローン控除で返ってくる分を考慮して月にならすと約15万円というところでしょうか。

 

日本より金利が高く、かつ30年ローンなので借入額が同じでも返済額がかなり大きいですよね。

 

現在のアパートの家賃が約12.5万円なので、実質2.5万円ほどのプラスになる計算です。

広さも設備もキレイさも圧倒的にアップグレードするので、そのくらいの支出増であれば納得かなという感じです。

 

もちろんこれから、修繕費やその他メンテナンス費がかかってくるのでもっと支出は増えますが‥がんばって働きます。

 

引渡しまでトラブルなく進みますように!

 

 

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