アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカの西側で4歳の娘を育てながらファイナンスの仕事をしているワーキングマザーです。税理士→外資IT→米本社勤務。アメリカでの共働き、マイホーム、お金、子育てなどについて書いています。

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アメリカで家を建てる~現金支払い総額を公開。

アメリカの新居、ついにクロージングし鍵を受け取りました!

 

以前ローンの支払額を公開しましたが、それ以外のクロージングコスト(諸経費)等も確定したので、記録がてら、引渡しまでに実際支払ったお金をまとめてみようと思います。 

notefromus.hatenablog.com

 

以前書いた通り、我が家は売り手であるbuilderが提携しているWells Fargoでローンを組むことにしました。提携先銀行でローンを組むとbuilderが4,000ドルまでクロージングコストを負担してくれるという契約です。

それでも、2~3,000ドルくらいは負担になりそうかなと見積もっていたのですが、ふたを開けてみるとあまりお金がかかっていませんでした。

 

 

 基本情報

 **今日時点ではまったくレート違いますが、1ドル約100円換算で記載しています。

 

Price of Property(家+土地の金額):$396,687(約3,968万円)

Down Payment(頭金 20%):$79,337(約793万円)

Loan Amount(借入金額):$317,350(約3,173万円)

 

 

引渡しまでに実際支払った金額

 

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Deposit(契約時の保証金、頭金の一部):$12,999

 

Extended rate lock fee(金利を早い段階でロックするためのお金→これは最終的には頭金として充当される):$1,600

 

Credit Report(借り手のクレジットスコア(与信)を銀行がチェックするために、レポートを取得する費用):$22

 

Appraisal(家の値段が適正かどうかを審査するための費用。実際の不動産評価がローン金額より低いと何かあったとき銀行が債権を回収できなくなるので必ず実施される):$485

 

Remaining Cash to Close(ローン契約時に支払う残金、頭金・その他のクロージングコスト含む):$64,541

 

合計:$79,647(約796万円

 

 

頭金以外に支払ったお金

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Cash to Close(引渡しまでに現金で支払った金額、頭金とクロージングコスト):$79,647

Down Payment(頭金 20%):$79,337

 

差引(頭金以外の費用):$310(約3万円)

 

 

今後の支払いに充当されるお金をマイナス

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あれ、むしろ若干得してる‥

 

売り手からのクレジット$4,000ドルを使い切るために、銀行の担当者が5ヶ月分のHOA代(Home Owners Association, コミュニティの管理費)をクロージングコストに含めてくれました。

それは実質今後の負担減額というクレジットになるので、その分を差し引くと実質クロージングコストはほぼ負担していない計算になりました。

 

 

一番の要因は、builder (=seller, 売り手) が$4,000分コストを負担してくれたこと。

あとは銀行側が$1,000ドルほど負担している分もあるようです。それは元々銀行が払う性質のものなのかもしれません。

 

いずれにしろ、全額自分で負担したとしても$5,000ドル(約50万円)ほどの諸経費で済んだのではないでしょうか。

詳細はこんな感じです。ものすごい分かりづらくてすみません。

 

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ローンを組む銀行によってクロージングコストは変わってくるので一概には言えませんが、それでも日本に比べてかなり初期コストは抑えられるという印象です。

日本で家を購入、ローンを組んだことがないのでなんとも言い難いですが。

 

ちなみに、一部すでに支払った分もありますが、固定資産税は今後月々の支払いにのっかってきます。

 

アメリカでは、不動産取得税や印紙税、登録免許税、建物に対する消費税等はありません。日本では税金関係の勉強・仕事もしていた身ですが、印紙税ってほんとに早く廃止した方がいいですよね‥

 

当然こちらでは契約に印鑑は不要、サインでささっと済むのでそこは合理的・簡単でいいなと思います。

印鑑ではないので、銀行とのローン書類はメールやオンライン上で契約書にEサインするという方法で済みました。一度も銀行には出向いていません。

 

 

というわけで、クロージングコストをかなり抑えつつ、金利も前述のように3.75%というアメリカにしては低いレートでローンを組めたので、結果的に良い銀行を選べたのかなと思います。

担当者も当たりだったのか、アメリカとは思えないほどタイムリーで的確な対応をしてくれました。

 

今後さらに家をつくりあげていく費用、メンテナンス費用等かかっていくとは思いますが、初期経費を抑えられてひとまず一安心です。

 

またそのうち、その他家のあれこれについても書きたいと思います!

 

 

【追記】 その後、プールもつくりました。

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