アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカの西側で4歳の娘を育てながらファイナンスの仕事をしているワーキングマザーです。税理士→外資IT→米本社勤務。アメリカでの共働き、マイホーム、お金、子育てなどについて書いています。

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アメリカで確定申告、還付金42万円の使いみち。

2017年分のタックスリターン(確定申告)を終えました。

去年は今年の倍以上の還付金があり、嬉しくもあったのですが、それはつまりその分毎月税金を多く天引きされていたということであり、もしもっと源泉徴収額が少なく手取りが多ければ、それを毎月投資に回せたと考えるともったいなくもあるわけです。 notefromus.hatenablog.com

 

去年のタックスリターンからの調整

というわけで、前回の確定申告後に源泉徴収税額(税金の天引き額)を減らす調整を行い、その分401Kなど投資に回す金額を増やしました。

 

日本にお住まいの方は、源泉徴収額を調整‥??という感じだと思いますが、アメリカでは自分で源泉徴収税額を決めることができます。

 

日本では、給与等の支払いから源泉徴収する所得税の額を国税庁が決めていて、給与額や扶養家族の人数に応じて金額が変わってきます。

そのため、日本では自分で考えて源泉徴収額を調整するという手続きは不要、会社が勝手に計算してくれるんですね。

 

さらに年末には会社が年末調整までしてくれるので、日本で一般的な会社員をしていたら所得税のことを意識すること自体が少ないですよね。

医療費控除や住宅ローン控除手続き等が必要になって初めて確定申告をする、という方が多いのではないでしょうか。

 

一方アメリカでは、年末調整なんてありがたい制度がないことはもちろん、そもそもの源泉徴収税額すら自分で決める必要があります。

詳細は省きますが、引かれる税金の額を増やしたり減らしたり、自分の裁量でできるわけです。

  

小難しくなりましたが、どこまでも自己責任な社会です。なんでも自分で、というわけです。

とりあえず目の前の手取りが多い方がいい!と思えば増やすこともできるけど、確定申告の際に納付額が大きくなり、困ったことになる可能性もあります。

 

 

今年のタックスリターン 

今年から我が家は住宅ローン控除が適用されたので、調整してもけっこう返ってくるかな~と思っていたんですが、2017年分の連邦税(国税)と州税(地方税)あわせて4200ドル(ざっくり42万円)の還付という結果でした。

 

3/24に去年同様Turbo Taxで電子申告をしたのですが、1週間後の3/31には州税の還付金が振り込まれました。連邦税も近いうちに振り込まれると思います。

 

このスピード感と申告ソフトの使いやすさは本当にすばらしい。

株取引などまぁまぁ面倒なアイテムがあっても問題なく申告できるようにできているので、日本のe-Taxと比べてもかなり使いやすいと思います。e-Taxって事前のセットアップも面倒なんですよね。

 

そして2018年分の所得税からはトランプの税制改革が反映されるのですが、我が家に関しては減税になりそうなので期待大です。トランプさん、この件に関してだけはありがとう。

 

 

還付金の使いみち

還付されたお金の使い道ですが、申告期限までにリタイアメントアカウントであるRoth IRAに入金すれば2017年度の入金として扱われるので、それを検討しています。

 

ですが我が家、2人の所得を合わせるとぎりぎりRoth IRAの収入制限を超えてしまうので、一旦税控除のないTraditional IRAにfundし、その後それをRoth IRAにうつすというバックドアIRAをやってみようと考えています。

 

なかなか時間が取れず間に合うか微妙なのですが、無事にできたらレポートしようと思います。

 

できなかったら、私の車15万マイル(24万キロ)近く走っていてそろそろやばそうなので、車買おうかな‥笑

 

 

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