アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカの西側で4歳の娘を育てながらファイナンスの仕事をしているワーキングマザーです。税理士→外資IT→米本社勤務。アメリカでの共働き、マイホーム、お金、子育てなどについて書いています。

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仕事

アメリカでの共働き子育てが楽勝な7つの理由

3年前からアメリカで共働きをしているわたし。 なぜ日本と比べてアメリカでの子育てには余裕があるのかを考えてみました。 1. 車社会、通勤が短く電車に乗る必要がない 日本に住む姉のケース 日本に住む友人のケース 2. 裁量労働制、残業しない文化 3. リモ…

アメリカの裁量労働制と、卒業・就職シーズンの雑感。

卒業シーズンで、社会人になろうとする学生さんたちを見て、当時の自分は何を考えてたんだっけ?と思い返していました。 紆余曲折を経てアメリカで働くことになったわたしですが、そうしてたどり着いたアメリカの裁量労働制をけっこう気に入ってるよという話…

アメリカでレイオフ(リストラ)危機に直面する

私はアメリカでアメリカ企業に勤めていますが、働き始めて2年と少し、すでに2度のレイオフ危機に直面しました。 わたしの仕事 関連記事: notefromus.hatenablog.com notefromus.hatenablog.com 結果的にはレイオフの対象とはならず無事だったのですが、その…

アメリカでの休暇の取り方、おみやげ文化。

私の働くアメリカの会社では、4年勤続後4週間、もしくは7年勤続後8週間、いずれかの長期休暇を誰もが取ることができます。 これはサバティカル休暇と呼ばれるもので、取得後はカウントがリセットされ、さらに4年 or 7年経てば何度でも取れます。 ↓こちらの記…

瞬発力が試される、英語の返答。Yes/No 以外の答え方。

英語で話しているとき、すばやく返答できていますか?どんな風に答えていますか? Are you a student? – Yes, I am. みたいなやりとりって中学生で習ったし、 Do you like it? と聞かれたら Yes, I do. か No, I don’t. で答えるというのも、おそらく中学校…

確定申告で84万円返ってきた話~アメリカで共働き、タックスリターン。

日本でいう年末調整的なシステムがないアメリカ。特別な収入や住宅ローンがないサラリーマンであっても、全員自分でタックスリターン(確定申告)をする必要があります。 面倒くさくはありますが、自分がどのくらいの収入を得て、どういった項目が控除されて…

アメリカで必要な社交性と寛容さ、と英語。

新しい部署に移ったものの前の仕事の引き継ぎもしていたり、さらにアメリカ国内で出張もあったりとなんだか最近忙しく、すっかりブログから遠ざかっていました。 最近思ったあれこれを書き連ねようと思います。 若い子に仕事引き継ぐ問題 日本では、20代くら…

学校で習わない数字の読み方~英語で数字を読む

英語に慣れていない人が英語で数字を読もうとすると、「あれ?どうやって読むんだっけ??」となりますよね。なりません? 私も同じくで、初めて外資系企業で働くことになったものの仕事で英語を使ったことがなかったため、英語でミーティングする前に「英語…

アメリカ・外資系企業でミーティング~会議の常識非常識  

5年ほど前外資系企業に転職して驚いたことと言えば、ミーティングの作法の違いでした。世界中から多くの人が集まる会議に出たり、その後渡米してアメリカ企業で働くようになったわけですが、新卒で入社した日系企業にはなかった常識・非常識がそこにはありま…

社内の「ありがとう」をお金で伝える~アメリカの社内システム。

私の働くアメリカ企業では、社内の人への「ありがとう」を会社のお金を使って伝えることができます。 今回はそのシステムについて、紹介させてください。 お金を送るのはこんなとき 例えば、自分の関わるプロジェクトで疑問点があり、その分野のエキスパート…

「働き方改革」を考えてみた~アメリカで働く私の場合

突然ですが先日昇進しました! 昇進といっても何か役職に就いたわけでも、部下ができたわけでもないのですが、わたしの会社では全世界の全社員にGradeが付されており、いわゆる平社員でも色んなグレードの人がいます。 そのグレードが上がるとpromotion (昇…

アメリカでは常識?プレミアムフライデー。

日本で、プレミアムフライデーと称して月末の金曜日は午後3時に仕事を終えるよう働きかける取り組みを始める、という記事を見かけました。 www.nikkei.com アメリカのブラックフライデー アメリカのブラックフライデーを参考に‥と書いてありますが、これって…

アメリカで共働き~夫が海外出張前にしてくれること。

アメリカで共働きをしている我が家。夫は年に3,4回、2週間程度の海外出張があります。私もフルタイムで働いていますが、その間は子どもに関わること全て私が対応することになります。 夫の海外出張にイライラ 今は娘も2歳半になりコミュニケーションもスムー…

「何かあれば一人でも働いていける」自分。

両親がうまくいっていなかった学生時代のわたし。 夫から離れたいのに経済的理由でそれができないという状況になることは避けたい、そのためには女である私も経済的に自立している必要があるという風に思ってきました。 先日、首相夫人である安倍昭恵さんが…

ホームシックを乗り越える唯一の方法。

10日ほど日本に一時帰国をし、先日戻ってきました。やっと娘と私の時差ボケも落ち着き、通常営業に戻りつつあります。 さて、3年弱ほどで3度の一時帰国をしている私ですが、今回も例にもれずホームシックにかかりました。 しかも今回に関しては、アメリ…

アメリカの退社時間 ~ 連休前は早く帰れる?

明日から連休!そんなときみなさんは早めに仕事を切り上げますか? それとも休みに向けて遅くまで仕事をしますか? 連休前の退社時間 アメリカは月曜日(9/5)がLabor Dayのため明日から3連休です。というわけで、私のチームではボスから 「If your schedules …

アメリカ・英語で仕事する~同意・賛成を示す編。

英語で同意を示す表現といえばやはりAgreeが定番でしょうか。 これは確かによく使われますが、もちろん他にも同意・賛成の表現には色んなバリエーションがありますので、わたしがアメリカにいてよく聞く・よく使う表現をご紹介します。 You’re right. あなた…

外資系企業で使われるカタカナ語15選~社内の会話ってこんな感じ。

外資系企業でなくても、ビジネスの現場ではやたらとカタカナ語(コンセンサス、エビデンス、ファクトなど)が使われる‥なんていう話はよく聞きます。 ですが外資系企業内で繰り広げられるルー語(ルー大柴語)会話は、それを超越しているのではないでしょう…

アメリカで共働き~1日のスケジュールを公開。

【2018/5/8 アップデート】 アメリカで共働きをしている我が家。家事育児仕事、どんなバランスで1日過ごしているかをまとめてみました。 渡米するまでは東京で暮らしていたので、東京での暮らしと比べて良いところ、もコメントしていきます。 7時前後:起床…

良い上司の条件~アメリカで働いてみて

アメリカで働き始めて1年、最近女性の上司につくことになりました。 社会人になってからこれまで6人のマネージャーを経験しましたが、女性マネージャーに直接レポートすることになったのは初めてです。 もちろん、これまでも女性の上司と仕事をしたことは…

英語で仕事をする~使える相づち4選。

英語がうまくなかったのにアメリカ企業で働き始めたわたし。 まだまだ勉強中ですが、そんなわたしが個人的に使いやすいと思っている相づち・返答の仕方をシェアしたいと思います。 1. Interesting! ご存知のとおり、「おもしろい」「興味深い」といった意味…

日本とアメリカ、育休制度のちがい~長いことはいいことか。

前回書いた通り、現在アメリカでは法律で保障されている有償の育児休暇はありません。 notefromus.hatenablog.com アメリカの育児休暇、その他の子育て支援 わたしの会社は、ラッキーなことに4~5ヶ月の有給休暇が認められているのですが、それでも日本の1~…

アメリカは日本より休みやすい?休暇制度について。

有休、産休育休、病欠、その他長期休暇‥国が変われば休暇事情も変わります。アメリカと日本、どちらが休みやすいんでしょうか。 他社の事情が分からないので、アメリカ全体の傾向というよりわたしの会社の話が中心になりますが、制度の違いや休暇の取りやす…

日本の飲み会とアメリカのハッピーアワー

アメリカに来て以来、飲み会がめっきり減りました。 特に、いわゆる「会社の飲み会」でイメージする、仕事後に何人かで「一杯いこう~」、あるいは「何日に飲み会をします、19時開始で二次会もあります」みたいなものはほぼゼロです。 チームイベントとし…

夫出張中の、いいところ悪いところ。

アメリカで共働きをしている私たちですが、現在夫が2週間弱の日本出張中です。 夫の出張がイヤ! 年に3~4回、2~3週間程度の海外出張に行く夫ですが、娘が1歳になるくらいまでは、これが本当に嫌でした。 大人としゃべれないのきつい まだまともにし…

アメリカで専業主婦。もやもやした私が仕事復帰するまで。

文学部、税理士業界を経て外資系IT企業へ転職、その後渡米することになった私。 今回は、渡米後の専業主婦生活と仕事復帰編です。 長々3つに分けて書いてしまいましたが、今回でおしまいです。 前回・前々回の記事 ↓↓ notefromus.hatenablog.com notefromus…

英語が下手なわたしが外資系企業で働く。そしてアメリカ勤務へ。

文学部から税理士業界へ進み、その後は外資系IT企業に転職したわたし。今回は、英語のできないわたしがその後アメリカ勤務に至るまでのお話です。 notefromus.hatenablog.com はじめての外資系企業 日系企業から、労働環境も文化も違う外資系企業への転職。…

文学部からファイナンスの世界へ。外資系企業への転職。

現在はアメリカでファイナンスの仕事をしているわたしですが、大学は文学部でした。 その後気が変わってファイナンス関連の勉強を始め、最終的には外資系企業へ転職、その後アメリカへ移住した私。 自分の人生やキャリアについて、それなりにプランして進ん…