アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカの西側で4歳の娘を育てながらファイナンスの仕事をしているワーキングマザーです。税理士→外資IT→米本社勤務。アメリカでの共働き、マイホーム、お金、子育てなどについて書いています。

MENU

ユナイテッド航空に乗ってスーツケースを壊された話

こんにちは、アメリカで共働きワーママをしているクレアです。

 

ユナイテッドでのフライト時にスーツケースを壊された

先日この写真をツイートしたところ、多くの方にリツイート、コメントをいただきました。 

 

 

これは2018年1月に起きたことで、わたしの中ではすでに終わっていた、ネタになっていた話でした。

 

ところが先日、妊婦である友人のひとりがユナイテッドで日本に帰国するという話を聞いて、ふとこのことを思い出したというわけです。

 

 

 

スーツケースが壊されるまでの経緯

壊れたスーツケースに出会う

1年に1度くらいのペースで日本にも帰国している、アメリカ在住のわたし。

 

駐在でもなんでもない我が家は、会社から飛行機代が出るわけでもなく、いつもできるだけ安いチケットを探して日本に帰っています。

 

昨年のサンクスギビングセールで、いつもなら13万円くらいするチケットが、なんと7万円ほどで購入できました。

 

たまたまそのディールはANAのもので、LAから成田まではANAで取れたのですが、わたしの住む場所からLAまでは別途国内線チケットを取る必要がありました。日系航空会社のフライトはありません。

 

そんなわけで、最寄り空港→LAはユナイテッド、LA→成田はANAということになりました。

 

出発当日空港で荷物を預け、LAでは荷物をピックアップせずに、成田に到着して荷物を待っていました。

 

 

すると、ベルトコンベアからありえない状態のスーツケースが流れてきました。

中身が出そうなのでユナイテッドの袋に入っています。

f:id:notefromus:20180525072424j:plain

 

「え‥やばくない‥誰の??」

といった様子で周囲の人たちもざわざわしています。

 

「すごいリモワっぽいし、すごいわたしのに似てるけど、ありえないよね‥」

と思いつつ見てみると、明らかにわたしの!中身見えてるから間違いない!

 

絶句しながらも引き上げようとすると、空港のおじさんがカートを持ってきて手伝ってくれました。

若干の同情のまなざしとともに、「あそこのカウンターに行きな」と荷物トラブルの窓口を指さしました。

 

 

ずっと楽しみにしていた日本帰国だったのに、どうすんのこれ‥とちょっと震えましたが、

まぁ日本でよかった。日本語で文句言えるもんね。

 

 

ANAの窓口対応

ANAの窓口に向かうと、ひとまず書類を書かされました。お姉さんも、はげしい壊れ方にさすがに「やばっ」って顔してましたね。

ここまで壊れたからにはどうにかしてくれるだろうと、逆に落ち着いて対応できました。

 

そしてANAのおねえさん、

「念のため確認ですが、元々この状態ではなかったですよね‥?」

と聞いてきました。マニュアルなんだろうけど、

「んなわけあるかー!中身飛び出てるだろー!」と思いつつ、違いますと答えるわたし。

 

f:id:notefromus:20180525072518j:plain

 

どのくらい使っているか、いくらで購入したかなどを質問され、提示されたオプションは以下のとおり。

 

1.修理できるかまず確認する(おねえさんもわたしも「たぶん直らないよね」という気持ち)

2.修理不可だった場合、購入価額・耐用年数に基づいて、残存分を弁償する

 

1はまぁ無理だろうと思ったし、2に関しても受け入れられないと思いました。

 

すでに4年以上は使っていましたが、こんなことがなければまだまだ買い替えることもなく使えたはずのものです。

10年20年使うつもりで買っていましたが、航空会社の計算に使う耐用年数はもっと短いものです。

 

たしか、購入価額に対して4~50%の金額を支払うという話でした。

半額ほどのお金をもらっても同等のものなんてもちろん買い直せません。

 

その旨抗議すると、新品の同じものを用意する方向で検討する、滞在期間中に結果を連絡するという回答でした。

全額現金で補償するよりは、なんらかのルートで安く買えたりするんですかね。

 

 

ひとまずやり取りが終わり、対応してくれたANAのおねえさん(おそらく年下)に

「ほんと、この仕事大変ですね‥」と思わず同情してしまいました。

だってこの人は何も悪くないのに、終始恐縮して謝りどおしですからね。わたしなら辞めるな。

 

「ちなみにこれ、やっぱりユナイテッドですよね」

と聞いてみると、

「そうですね‥ユナイテッドの袋にも入っているし、そういうことだと思います。ですが、最終到着地の航空会社が責任を取るということになっているんです」

という話をしてくれました。

 

 

滞在期間1週間だったので不安を抱えつつも、ひとまず成田空港で代わりのスーツケースを借りて、その日は実家へ向かいました。

 

 

その後の対応

その後、なかなか連絡が来ないままアメリカに戻る日の2日前になりました。

こちらから指定の電話番号に連絡をすると、新品を用意できることになったとのこと。

 

わたしの出発には間に合わないので、レンタルしているスーツケースをアメリカの自宅まで持ち帰り、

新しいスーツケースもアメリカの自宅に送ってくれるという話になりました。

レンタルしていたものも、新品のものと交換に引き取ってくれるということに。

 

この事件が1月末、2月中には新しいスーツケースが自宅に届きました。

 

 

 

まとめ

そんなわけで、今回はANAが全責任を負って対応してくれたので、ユナイテッド自体とは何の交渉をする必要もなく、本当にありがたかったです。

 

ツイートにコメントをいただきましたが、エアライン以外にも空港職員、運搬する職員等さまざまな人が関わっているとは思いますし、具体的にどのプロセスに問題があったのかは分かりません。

 

ですが、出発から到着までずっと日系航空会社を使えていたら、こんなことはなかったんじゃないかな‥と勝手に思っています。

 

ちなみに、ロックの状況についてもコメントがあったので、載せておきます。

 

 

 

 

 

こんな目にあっても、結局できるだけ安いチケットを買っちゃうんですよね‥

定期的に家族で帰国するとなると結構な金額になるからなぁ。

 

こんなことは、二度と起こらないことを祈ります!

あらためて、ANAのみなさま、ご対応ありがとうございました。

 

 

 

 

【英会話に興味がある方へ】

ビジネス英会話初心者だったわたしが、外資系企業勤務→アメリカ本社勤務をして身につけたサバイバル英会話術を公開しています。

よかったらこちらも読んでみてください。

 

note.mu

 

Twitterはこちら(@notefromus

 

 

そして今思い出したけど、こんな記事も書いていました。笑

www.notefromus.com

 

 

アメリカでの共働き子育てが楽勝な7つの理由

3年前からアメリカで共働きをしているわたし。

なぜ日本と比べてアメリカでの子育てには余裕があるのかを考えてみました。

 

 

アメリカでも場所によっては文化が違うし、わたしの会社に特有な部分もあるかもしれませんが、大体の傾向は一緒かなと思います。

 

そして我が家は子どもが1人、さらに運良く健康だったのでうまくまわっているという部分も否めませんが、東京で働きながら子育てをするよりは格段にラクだと自信を持ってお伝えします。

 

f:id:notefromus:20180509042833j:plain

 

1. 車社会、通勤が短く電車に乗る必要がない

これは、東京で毎日電車通勤していた私にとっては大きな変化でした。

日本にいた独身時代は比較的アクセスの良い場所に住んでいましたが、それでも満員電車で毎日出勤するのはそれだけでひと仕事です。

 

日本に住む姉のケース

わたしの姉は神奈川県に住んでいますが、朝は息子と一緒に坂道を上って駅まで向かい、1駅電車に乗って保育園に預けています。

 

その後は混雑した電車で都内まで通勤です。

月曜日は、寝具など保育園に持って行く荷物も多いらしく、保育園に預けるまでの道のりですでに疲弊してしまうようです。

 

日本に住む友人のケース

2人の子どもを、自転車の前後に乗せて送り届けている友人もいます。

荷物の多い日や雨の日は、どうしようもなくてタクシーを使ってしまうと言っていました。

 

 

それと比較すると、ブランケット1枚を子どもに持たせて車に乗せ、保育園まで10分ほど走ればいいだけの私は楽勝としか思えません。

 

朝ごはんもプリスクールで出してくれるので、着替えと洗顔、歯磨きをすれば朝の支度も終了です。

 

毎日パソコンを持って出勤している私、これが子どもと一緒に電車通勤だったらと思うとおそろしい。

 

これは日本というより都会 vs. それ以外かもしれませんが、車社会は子育てにはありがたいです。通勤が車で15分、最高です。

 

 

2. 裁量労働制、残業しない文化

以前の記事で書いた通り、わたしの働くアメリカ企業では裁量労働制がうまく機能しています。

裁量労働制のため時短の制度自体が存在しませんし、30分、1時間時間を調整して働いたとしてもお給料が減ることはありません。 

 

病院のアポ、荷物の受け取り、子どもの学校行事など、2,3時間抜けるなんてことも全く問題ありません。

わざわざ半休や有休を取る必要がないので、大事な有休は全てバケーションのために取っておけます。

 

notefromus.hatenablog.com

 

逆に残業しても残業代がつくことはありませんが、そもそも残業すること自体が非常に少ないです。

仮に何かがあって遅くまで働かざるを得ない状況になったら、他の日に早く帰ったり休んだりして適当に調整しています。

 

そんなわけで、大体の定時であろう17時台には男女問わず大多数の人が会社を出ます。家に帰ってまたパソコンを開くという人もいるし、私もそういう時はありますがそれもまた自分の裁量です。

 

会社に遅くまで残って仕事を頑張るのが美徳、という文化は一切ありません。誰も見てません。

 

 

3. リモートワークが根付いている

いくら通勤がラクでも、家にいなきゃいけないことってたまにあります。

誰かが家の修理に来るとか、大事な荷物を受け取るとか、はたまた子どもの体調が悪いとか‥。

 

そんなとき、上司や関係者に1本メールを送れば在宅勤務OKです。事前の申請なんてもちろんいらないし、適切な理由が必要ということもありません。

 

わたしの上司も、「I’m WFH today. Please ping me if you need anything」とだけ送ってきて家で仕事をしているなんてことよくあります。

WFHはWorking From Homeの略です。略語があるくらい一般的です。

 

同じサイトにいるメンバーとミーティングが入っているときはできるだけ会社にいるようにしていますが、そうでなければSkypeミーティング、チャットなどシステムは整っているので必要に応じて在宅勤務しています。

 

家にいるとメイクもしなくていいし部屋着でいいし、そして洗濯などの簡単な家事であれば隙間時間にできてしまうので効率良いんですよね。

 

仕事の状況にもよりますが、週1くらいのペースで在宅勤務しています。システムと共に、リモートワークを容認する周囲の環境も必要ですよね。

 

 

4. 自分や家族の病気による欠勤が有休カウントされない

ちょっと頭が痛いくらいなら、WFHします、でも良いんですが、本当に具合悪いときはちゃんと休養した方がいいですよね。

 

そんなときは、「今日は体調悪いのでお休みします」とメールを送りましょう。子どもの体調が悪くても同様です。

どちらのケースも、それによって付与された有給休暇が消費されることはありません。

 

日本では、子どもの体調不良で有休を使い切ってしまってもう休めない‥なんていう話を聞きますが、こちらでの有給休暇はあくまでバケーションのためのものです。

 

基本的にはその人がその年に出した成果で評価されるので、休んだことによって評価が下がることはありません。

 

ただし、それで成果が出せないとなればそれなりの低い評価が付けられます。レイオフも頻繁にあるのでその辺は厳しい世界です。

 

 

5. 食洗機、乾燥機が一般に普及している

最近は日本でも、ルンバを加えてワーママの3種の神器なんて言われていますが、こちらではどこの家庭でも食洗機・乾燥機は標準装備です。

 

アメリカでは、賃貸アパートに家電がついていることが多いのですが、私の以前住んでいたアパートにも食洗機、洗濯機、乾燥機は当然のようについていました。

食洗機も日本のものと比べてかなり大きいものなので、寸胴のような鍋から大皿から、なんでもつっこめます。

 

我が家も、お箸から食器からできるだけ食洗機対応のものにシフトし、一部の木製食器等を除いてほぼ食洗機におまかせです。

 

また、外に洗濯物を干す文化がないので、ニットなど一部のものを除いてすべて乾燥機行きです。洗濯物を干す必要がないって、格段に家事がラクです。

 

明日必要なもの洗ってなかった~!と前日の夜に気づいても、すぐに洗濯機→乾燥機に入れれば問題なし、楽勝です。

 

 

6. 子どもを受け入れる社会の空気

日本に帰国すると、子連れで外食するのってお店を選ぶよな~と思うのですが、アメリカではどんなお店に行ってもほぼ100%子ども用のハイチェアーが用意されています。

 

そのため、娘が赤ちゃんの頃から色んなお店に連れて行っていましたし、どこのお店も子どもをあたたかく受け入れてる空気があります。

 

お店だけでなく、周りにいる人たちの多くが子連れを優先し、助けてくれます。

ベビーカーを押していれば老若男女問わず誰かがドアを開けてくれるし、かわいいねぇと、声をかけてくれます。

 

子どもをうみ育てることって誇れることなんだという気持ちにさせてくれるのがアメリカの良いところです。

 

銃問題など日本に比べて重大な問題を抱えた社会ですが、子どもをみんなで愛して守っていこうという空気は、アメリカにいた方が強く感じます。

 

これは子育てする上で一番ありがたく、子育てをする親の心をサポートしてくれます。日本帰国からアメリカに戻ってくるといつもホームシックになりますが、そんなときも子どもに優しいアメリカの人たちにあたたかい気持ちをもらっています。

 

 

7. 夫婦だけの時間を持つことが推奨されている

子どもがいると、夫婦2人の時間を持つのって難しいですよね。

まだまだ日本には、子どもを預けて親がほっつき歩くなんて‥!という考えの人も多いように思います。

 

先日、娘が通うプリスクールでParents Night Outというイベントがありました。子どもを18 - 22時まで預かるので、夫婦でデートしてきてください、というものです。

 

別料金にはなりますが、子ども抜きで夫婦の時間を持つことを容認、むしろ推奨してくれているという空気は居心地が良いです。私たち夫婦も、おしゃれしてちょっといいレストランで食事をしました。

 

こういったイベントでなくても、中高生がベビーシッターをするという文化もあり、ちょっと子どもを預けてデートするということに対するハードルが日本より低いように思います。

 

アメリカには家族がいない私たちですが、友人の家に預かってもらって夫婦で出かけることも多いです。

育児の息抜きにもなるし、子どもに構っていると話せないことを話せるいい機会ですよね。

 

 

 まとめ

他にもあるような気がするものの、思いついたものを7つ挙げてみました。

 

家庭やお子さんの状況によって、アメリカに住んでいてもハードモードな方もいるとは思いますが、我が家は運良く、共働き子育てでも余裕を持ってやっています。

 

赤ちゃんのときはもっと大変だったし、娘の年齢と共に状況が変わっていくとは思いますが、アメリカ社会・企業の文化といったものに助けられています。

 

日本に帰りたいな~と思うこともたくさんありますが、共働き子育てに関してはアメリカの方が楽勝、再度これをお伝えして終わりにします。

 

 

 

 

【英会話に興味がある方へ】

ビジネス英会話初心者だったわたしが、外資系企業勤務→アメリカ本社勤務をして身につけたサバイバル英会話術を公開しています。

よかったらこちらも読んでみてください。

 

note.mu

 

 Twitter(@notefromus)ではブログに書くまでもないことをつぶやいています。よろしければフォローしてみてください^^

 

 

その他共働き、アメリカでの仕事について‥

notefromus.hatenablog.com

 

notefromus.hatenablog.com

notefromus.hatenablog.com

 

notefromus.hatenablog.com

 

notefromus.hatenablog.com

notefromus.hatenablog.com

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村

アメリカで確定申告、還付金42万円の使いみち。

2017年分のタックスリターン(確定申告)を終えました。

去年は今年の倍以上の還付金があり、嬉しくもあったのですが、それはつまりその分毎月税金を多く天引きされていたということであり、もしもっと源泉徴収額が少なく手取りが多ければ、それを毎月投資に回せたと考えるともったいなくもあるわけです。 notefromus.hatenablog.com

 

去年のタックスリターンからの調整

というわけで、前回の確定申告後に源泉徴収税額(税金の天引き額)を減らす調整を行い、その分401Kなど投資に回す金額を増やしました。

 

日本にお住まいの方は、源泉徴収額を調整‥??という感じだと思いますが、アメリカでは自分で源泉徴収税額を決めることができます。

 

日本では、給与等の支払いから源泉徴収する所得税の額を国税庁が決めていて、給与額や扶養家族の人数に応じて金額が変わってきます。

そのため、日本では自分で考えて源泉徴収額を調整するという手続きは不要、会社が勝手に計算してくれるんですね。

 

さらに年末には会社が年末調整までしてくれるので、日本で一般的な会社員をしていたら所得税のことを意識すること自体が少ないですよね。

医療費控除や住宅ローン控除手続き等が必要になって初めて確定申告をする、という方が多いのではないでしょうか。

 

一方アメリカでは、年末調整なんてありがたい制度がないことはもちろん、そもそもの源泉徴収税額すら自分で決める必要があります。

詳細は省きますが、引かれる税金の額を増やしたり減らしたり、自分の裁量でできるわけです。

  

小難しくなりましたが、どこまでも自己責任な社会です。なんでも自分で、というわけです。

とりあえず目の前の手取りが多い方がいい!と思えば増やすこともできるけど、確定申告の際に納付額が大きくなり、困ったことになる可能性もあります。

 

 

今年のタックスリターン 

今年から我が家は住宅ローン控除が適用されたので、調整してもけっこう返ってくるかな~と思っていたんですが、2017年分の連邦税(国税)と州税(地方税)あわせて4200ドル(ざっくり42万円)の還付という結果でした。

 

3/24に去年同様Turbo Taxで電子申告をしたのですが、1週間後の3/31には州税の還付金が振り込まれました。連邦税も近いうちに振り込まれると思います。

 

このスピード感と申告ソフトの使いやすさは本当にすばらしい。

株取引などまぁまぁ面倒なアイテムがあっても問題なく申告できるようにできているので、日本のe-Taxと比べてもかなり使いやすいと思います。e-Taxって事前のセットアップも面倒なんですよね。

 

そして2018年分の所得税からはトランプの税制改革が反映されるのですが、我が家に関しては減税になりそうなので期待大です。トランプさん、この件に関してだけはありがとう。

 

 

還付金の使いみち

還付されたお金の使い道ですが、申告期限までにリタイアメントアカウントであるRoth IRAに入金すれば2017年度の入金として扱われるので、それを検討しています。

 

ですが我が家、2人の所得を合わせるとぎりぎりRoth IRAの収入制限を超えてしまうので、一旦税控除のないTraditional IRAにfundし、その後それをRoth IRAにうつすというバックドアIRAをやってみようと考えています。

 

なかなか時間が取れず間に合うか微妙なのですが、無事にできたらレポートしようと思います。

 

できなかったら、私の車15万マイル(24万キロ)近く走っていてそろそろやばそうなので、車買おうかな‥笑

 

 

ツイッターアカウントのお知らせ

 記事にするまでもないことをつぶやくTwitterアカウントをつくりました。フォローしていただけると嬉しいです^^

USワーママ:@notefromus

 

 

 お金系の記事:

notefromus.hatenablog.com

notefromus.hatenablog.com

notefromus.hatenablog.com

notefromus.hatenablog.com

notefromus.hatenablog.com

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村

アメリカで4歳児のお誕生日会。公園でバースデーパーティー。

ブログを始めて1年半以上、いまさらですがツイッターアカウントを作ってみました。

USワーママ(@notefromus )

ブログ記事にするほどでもない日々のことなど、こちらでつぶやこうかなと思っているので、もしよろしければフォローしてください。^^

 

 

 アメリカでバースデーパーティー

さて、今回は先日開催した娘のバースデーパーティーについてです。4歳になりました!

 

日本では、小学生くらいまでは家族だけでパーティーをしたり、親の友だち+その子どもが集まってお祝いすることの方が多いのかな~という印象ですが、

アメリカではプリスクールのお友だちを招待して一丁前にパーティーをするケースも多いです。

 

我が家も、去年までは私の友だち+その子どもたちが集まってお祝いしていたのですが、今年は娘から「バースデーパーティーには、○○と○○と○○を招待したい!」という明確なリクエストを頂戴してしまったため、娘のプリスクール友だちを招待してのパーティーを企画することとなりました。

 

 

どんなパーティーがあるの?

アメリカでのバースデーパーティー、私の少ない経験上では3つくらいのパターンがあります。

 

自宅でパーティー(夏ならプールパーティー)
公園で屋外パーティー
屋内型の娯楽施設?等を借りてパーティー

 

幸い、3月の最高気温は20度台と気持ちの良い気候であり、さらに雨がめったに降らない地域に住んでいる私たち。

今回は公園の一部を借りて、外でパーティーを開くことにしました。

 

 

公園でバースデーパーティー

近所の公園に食べ物や飲み物を持ち込んで、子どもは遊具で遊ばせる‥でも十分だと思ったのですが、市が運営する公園でバースデーパッケージを見つけたのでそちらを利用しました。

 

今回私が選んだパッケージに含まれていたのは以下のもので、子ども10名までの値段が155ドルでした。(この市の市民でない場合はもう少し高かったです)

  • バウンスハウス(空気で膨らませた家で、中でジャンプして遊べる。滑り台などがついていたりもする)
  • クラフト(工作です)
  • ピザ
  • レモネード
  • お皿、コップ、ナプキン、ナイフ、フォークなど
  • デコレーション(スタッフの方が事前にテーブルなどをデコレーションしてくれます) 

 

バウンスハウスを借りただけでも、200~300ドルすることもあるので、かなり良いディールだったと思います。周りの人にも、安いね!Good job mom!と言われました。

 

↓バウンスハウス、こんなかんじ‥

f:id:notefromus:20180330042959j:plain

f:id:notefromus:20180330043024j:plain

 

さらに、スタッフの方2名がパーティーの間常駐していて、バウンスハウスで遊んでいる間の監視、クラフトの先生、その後のCelebrationの取り仕切り(ピザや飲み物、ケーキのサービング、歌を歌うなどの仕切り)など、すべてやってくれました。

 

パーティーが終わった後は片づけもしてくれます。

親である私たちは、来てくれたパパママとお話したり写真を取ったり、あとは仕切りの手伝いをする程度で済みました。本当にありがたい‥

 

 

バースデーパーティーで食べるもの

そして、日本のお誕生日会と違って、みんなでピザを食べてカップケーキでお祝い、というのがひとつのパターンになっているので、料理に凝る必要がないのもありがたい。

 

日本人を招待してパーティーとなると、料理に対するプレッシャーも大きいですが、その点料理をしなくていいのは本当にラク。

 

屋内施設を借りて行うパーティーのパッケージも、ピザとカップケーキでお祝いというパターンがほとんどだと思います。

 

 

バースデーパーティーの所要時間

そんなわけで、時間も1時間半~2時間ほどでさくっと終わります。

 

今回のスケジュールは

 

13:00-13:45 バウンスハウスで遊ぶ

13:45-14:00 クラフトをする(好きな動物、キャラクター、アクセサリーなど、希望に沿った工作をしてくれます。娘の希望でユニコーンを作りました)

14:00-14:30 ピザ、ケーキを食べてお祝い

14:30~ 子どもたちにGoodie bag(おみやげ)を渡して解散。時間がある人はそのまま公園で適当に遊んだり帰ったり

 

という感じでした。

 

プレゼントもその場では開けず、持ち帰って自宅で開けました。

開けてもいいんですけどね、人数が多ければその分かなりの時間がかかるので、こういったパッケージでやっているときはその場では開封しないことが多いと思います。

 

f:id:notefromus:20180330043359j:plain

 

子どもたちもとっても楽しそうで、親にも大して負担がかからず、とっても良いパーティーになりました。

 

今回自分で用意したもの

ほとんどのものがパッケージに含まれていたので、用意もとってもラクでした。

 

  • ケーキ:娘のリクエストがあったので買って持って行きました、パッケージにカップケーキを加えることもできます
  • バルーン:4という数字のバルーンといくつか普通のバルーンを買っていきましたが、スタッフの方も娘の好きな色のバルーンを用意してくれていました。デコレーションに含まれているようです。
  • 子どもたちへのおみやげ:Dollar Tree (100均)やParty Cityというパーティー専用のお店でこまこましたおもちゃなどを購入し、袋に入れて渡しました
  • ペットボトルのお水とアップルジュール:レモネードがたくさん用意されていましたが、念のためお水とりんごジュースも

 

↓自分たちで買っていたバルーンはこれ

f:id:notefromus:20180330043558j:plain

↓パーティーグッズやバルーンなどがたくさん売られているParty City

 f:id:notefromus:20180330043158j:plain

 

と、このくらいです。

 

昨年まで自宅に友人を招いていたときは、料理やホストをするのに精いっぱいで写真もなかなか撮れないし、余裕がなかったのですが、これだけお任せできると、みんなとたくさんおしゃべりして、子どもたちが遊んでいる姿をゆっくり見られて、私たちも楽しめました。

 

アメリカのバースデーパーティー、盛大に見えて準備も大変そうですが、こういったパッケージがたくさん用意されているので、お任せしてしまえば日本よりずっとラクちんです。

 

 

こんなパーティーもあるよ

先日会社のイベントでボランティアに行ったのですが、バースデーイベントとしてみんなでボランティアに行き、その後ご飯を食べてお祝いする‥というようなパターンもあるようです。

これも、ボランティア文化が盛んなアメリカらしいですよね。

 

娘は、来年のパーティーを今から楽しみにしているので、来年もまた何か考えないとなぁ~

 

 

 ↓娘の語学力シリーズ。4歳児バージョンも今度書こう。

notefromus.hatenablog.com

 notefromus.hatenablog.com

 

 

Twitter(@notefromus)ではブログに書くまでもないことをつぶやいています。よろしければフォローしてみてください^^

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村

 

アメリカの裁量労働制と、卒業・就職シーズンの雑感。

卒業シーズンで、社会人になろうとする学生さんたちを見て、当時の自分は何を考えてたんだっけ?と思い返していました。

紆余曲折を経てアメリカで働くことになったわたしですが、そうしてたどり着いたアメリカの裁量労働制をけっこう気に入ってるよという話も書いています。

 

 

大学卒業後、受験生時代

大学4年生の私は、普通に就活をせずに、3年生から始めた税理士受験に向けて引き続き専門学校に通うことを決め、卒業後少しの間は派遣のようなかたちで働いていました。

 

それまではいわゆる良い学校に進み、世の中の一般的から外れることなく生きていた私だったので、大多数の友人がしている「新卒カード」による就職をしないという道を、不安にも思っていた時期でした。

 

自分の強みを作りたいと考えて勉強していたので、なんとなく就職するより私にとっては正しいはずと信じていたものの、友人たちが順調に就職、結婚、出産‥なんていうのを横目で見ていると、焦りを感じることもありました。

 

 

 

税理士から外資系企業へ。偶然アメリカ勤務に。

その後税理士業界に就職し、試験にも合格したのですが、わたしは4年を費やして資格を取った業界には今おらず、外資系IT企業に転職しました。

 

タックス関連の業務に携わりたいと思っていたのですが、

上司の「色々やってみた方がいいよ!」という独断と偏見により会社の売上予測、売上の〆め、といったことを担当するチームに配属されます。

 

2年半ほどそこにいましたが、やはりこの会社でタックスを一度みておきたい!と思い異動を希望。それが通った瞬間に夫の渡米が決まりアメリカに行くことになりました。

 

やっと自分の行きたい場所に行けそうだったのに、なんで今‥という気持ちもありましたが、当時妊娠していた私は、家族を優先させることに決めました。

 

その後休職を経て、アメリカで復職したわけですが、今となっては偶然たどり着いた今のこの場所、この働き方をかなり気に入っています。

 

 

アメリカの裁量労働制裁量労働制は悪いシステムではない

日本では現在裁量労働制についての議論が盛り上がっているようですが、今のわたしの働き方は、exempt employeeと呼ばれる、まさに裁量労働者です。

 

9時~16時くらいは、なんとなく誰もが稼働時間という認識がありますが、人によっては子どもの送り迎えに合わせて7時に来て16時くらいで帰っている人もいますし、私は日本時代の名残で8時半~17時半が就業時間かなという気持ちで働いています。

 

とはいえ、病院や家の修理などアポがあれば遅れて行ったり途中で抜けたりすることも可能ですし、今日はもう十分やったからもう店じまい!と思えば9時に出社したのに16時半くらいに退社することもあります。

長く働いても残業代はつきませんが、適当に他の日で調整しています。

 

これを日本で突然適用しても、「早く終われば帰っちゃおう」とか「家の水道が壊れて修理が来るので午後から行きます」とか、ちょっと難しいでしょうね‥。

有休取るべき!ってなるんですかね、私も日本にいたらできる自信ありません。

 

つまり、裁量労働制って、本当に労働者の裁量が尊重されるのであれば、特に子育て世代には融通が利いて最高だし、そうでない人にとっても、自分のプライベートと仕事の両立を自分で調整できてかなり良い制度だと思います。

 

 

ただし、日本のようにそれに対応する評価制度が整っていなかったり、マネジメント側の意識が変わらなかったりするのであれば、ただの残業代出ません制度となってしまうかもしれませんね。

 

 

人生に無駄なことはない

というわけで、裁量労働制がうまく機能しているアメリカで、フルタイムとはいえ余裕を持って働けている環境は恵まれているなと思います。

 

 

関係ない仕事をすることにはなったものの、税理士の資格が転職活動にプラスになったことは間違いないし、

大学時代の短期留学も、英語は大して上達しなかったけど英語を頑張る気にはなったし、それがあったから外資系企業への転職にもつながりました。

 

そして英語に苦戦しながらも外資系企業で働いたことで、アメリカで就職することもできました。

 

無駄なことばっかしてきたなぁ~と思ったこともあるけれど、短期的には成果が出なくても、関係ないように見えても、全部がつながってここにいるんだろうなと今は思います。

 

 

この春卒業してそれぞれの道に進む若者たちも、今思い描いているのとは全く違う場所に、10年後は立っているかもしれません。

 

人生に目標を持ち、プランすることも大事ですが、プラン通りにいかない人生も相当楽しいよ~と、無責任なことをお伝えして終わりにします。

 

 

【英会話に興味がある方へ】

ビジネス英会話初心者だったわたしが、外資系企業勤務→アメリカ本社勤務をして身につけたサバイバル英会話術を公開しています。

よかったらこちらも読んでみてください。

note.mu

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村

アメリカでプールを作る、プール付きの家に住む~完成しました。

11月に途中経過をアップして以来、すっかり滞っておりました‥。

notefromus.hatenablog.com

 

その後、11月末のサンクスギビング前にはプールが完成し、周囲の植物、人工芝などのランドスケープも出来上がりました!

 

さすがにまだ寒く、プール開きはしていませんが、ホリデーシーズンや年末年始など、イベントの度に友だちや家族でジャグジーに入ってお酒を飲んだりして、なかなか快適なプールライフを送っています。

 

こちらが完成したバックヤード。ランドスケープのテーマは、とにかくメンテナンスが楽なこと、なので、水が必要ないサボテンたちをぽつぽつ植えてあります。これから自分たちで、サボちゃんをもう少し増やそうかな~なんて考えています。

 

f:id:notefromus:20180308045716j:plain

f:id:notefromus:20180308045742j:plain

f:id:notefromus:20180308045809j:plain

 

夜はこんな感じになります。ライトは、夫がHome Depotで買ってきて、ひとりで設置してくれました。

 f:id:notefromus:20180308045828j:plain

 Fire pitもあります^^

f:id:notefromus:20180308045950j:plain

 

プールのメンテナンスは、基本高性能な循環装置がついているので、それを毎日稼働させています。

あとは、水質をチェックしてタブレットの薬を入れるのと、装置によって集められたゴミを捨てるのが1~2週に1度くらい。プールボーイを頼んでいる家も多いんですが、今のところそこまで手間ではないので夫がやっています。様子を見て、嫌になったら誰か雇うかもです。

 

光熱費に関しては、寒い中ジャグジーをほっかほかに暖めると、けっこうガス代がかかります。いつも月30ドルくらいだったガス代が、週1くらいでジャグジーに入っていたら50ドル以上アップしたので、1回10ドル近くかかっていたということでしょうか‥

まぁ、年末年始の寒い時期、キンキンに冷えた水を38℃まで温めていたので当然といえば当然かも?もっと暖かくなればそこまでかからないはず。

 

電気代も若干上がった気はするものの、プールの循環装置を常に動かしていることに加えて、室内のエアコンも稼働させていたので切り分けが難しい。年末年始もよく人が集まっていたのでそのせいで電気代上がった気もします。

昨年同月比で見てみると、せいぜい10ドルアップくらいかな?そこまで大きい影響は出ていない気がします。

 

窓からプールが見える光景もなかなか良いし、プールに入れるシーズンが待ち遠しいです!4月末くらいから入れるかな?

今年の夏はプールパーティーしまくって、遊び倒すぞー!

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村

アメリカでレイオフ(リストラ)危機に直面する

私はアメリカでアメリカ企業に勤めていますが、働き始めて2年と少し、すでに2度のレイオフ危機に直面しました。

 

わたしの仕事 関連記事:

notefromus.hatenablog.com

 notefromus.hatenablog.com

 

結果的にはレイオフの対象とはならず無事だったのですが、そのくらい普通にアメリカではレイオフが起きるということです。

 

 

f:id:notefromus:20180508044941j:plain

なぜレイオフがおこなわれるのか

もちろん日本でも、シャープ、パナソニック東芝等のエレクトロニクス企業で見られたようにリストラされる可能性はあります。

日本と違うのは、アメリカ企業は業績が好調であってもトップがやると決めれば人を切るということです。

 

日本では、他のあらゆる経費削減努力をしても業績不振がどうにもならない、いよいよ人を削らなくては‥となってやっとリストラに踏み切るというケースが多いはずです。

 

日本では正社員が簡単に解雇されないよう法律で守られているので、アメリカのようなノリ(?)ではリストラできません。

 

今回のわたしの会社のケース

実は、2期連続で最高売上・収益を達成、株価もぐんぐん上昇し最高値更新!

というようなイケイケな状況の中、私の属する間接部門で広くレイオフが行われました。

 

直近の状況を解決するためではなく、中長期の目標を達成するためには○○%の削減が必要という話になり、CFOトップダウンで約10%が退職を言い渡されました。

  

毎年の査定で、全社員がratingされており、基本的にはその査定で低い評価を得た人から切られるわけですが、

それ以外にも

「この仕事はなくなります」、

「このサイトはクローズします」

というように働く場所や、職種によってバッサリ切られるというケースもあるので、パフォーマンスが良いからといって切られないとは限りません。

 

パフォーマンスが低いと切られる可能性は高まりますが、プロモーションして給料が上がると切られやすいという面もあり、長く会社に残るには実力と共に強い運(とおそらく政治力)が必要とされます。

 

 

レイオフがないから日本が良い‥?

こんなことが起こる度に、あぁ日本企業は安心でいいなぁと思います。

ですがこうして人をカットすることで会社の状況はより良くなったりするわけで、多くの仕事が自動化しつつあるこのご時世、早め早めに決断して会社の成長を促進していくというのは必要なことなんだろうなと思わされます。

 

もちろん自分が切られなかったからそんなこと言えるんですが。。

 

 

1年前には全社的に大規模レイオフが行われたのですが(全世界で12,000人カットされた)、それでも気づくと日々の仕事はまわっている‥というのが切ない現実です。

明日私がレイオフされても、会社の業務に何の支障もないであろうと自信を持って言えます。誰かがなんとかできるんですよね。

 

もちろん転職先も流動性が高く日本より探しやすいんだとは思いますが、にしても厳しい世界です。

 

 

レイオフから見るアメリカ人の国民性

ところで、そんなレイオフの話が出たときに、アメリカ人の国民性なんだろな~と思わされたことがありました。

 

同僚数人でレイオフがどうなるか‥という話をしていたとき、最終的には

「Keep positive, keep adding value!」

と言って会話が終了したのです。

 

オフィスでの雑談中も引き続きジョークが飛び交っているし、こんな状況でも、公の場ではネガティブなところを見せないんだな~と感心しました。

 

もちろんみんな心から不安に思っているし、仲の良い友だちであればもっと心の内を晒しているんだと思いますが、数人以上が集まった場ではそんな感じでした。

ちなみにオンラインではネガティブコメントが書かれまくっています。

 

日本人なら、もっと愚痴やネガティブコメントを大っぴらにする気がするし、顔にも出ると思います。

ですが、それを出さずにポジティブに見せ続けることがアメリカ社会なんだろうなぁと、改めて文化の違いを感じた瞬間でした。

 

 

今回運よく無事だった私ですが、いつでも他の仕事を探せるようにスキルをつけておかないとなと、決意を新たにした出来事でした。

 

 

 

Twitter(@notefromus)ではブログに書くまでもないことをつぶやいています。よろしければフォローしてみてください^^

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村

アメリカでプールを作る、プール付きの家に住む。

2016年末にアメリカで家を建てた我が家でしたが、長らくバックヤードはそのままになっていました。

notefromus.hatenablog.com

 

アメリカ・新築一戸建ての庭事情

こちらで新築の家を建てると、モデルハウスであったようなケースを除き、バックヤードはdirt(手つかずの土)の状態で引渡しされます。

その時点でバックヤードの予算がなかった私たちは、1年弱土を眺めて過ごしていたわけです。

 

最近やっと予算がたまったので、9月に入ってバックヤードの工事に着手しました。

夏がとにかく暑くて長いエリアに住んでいるので、プールのある家は珍しくありません。アパートなどの共同住宅であればプールがついている方が普通です。

 

というわけで、一からデザインしたプールが11月末には完成予定です。

 

今回は簡単にその流れを書いてみます。

 

プール業者探し

まずは業者探し。プールがあちこちにあるエリアなので、バックヤードのLandscapeやプールを作ってくれる業者はいくつもあります。

 

街中でちょこちょこ見かけていた会社のHPやInstagramを除いてみると、すてきなデザインが多くあり気に入ったので、そちらに出向いてみました。

プールのデザイナーさんが常駐していて、家とバックヤードの見取り図を渡すと、私たちの希望を聞きながら、3Dのデザイン画をその場で作ってくれます。この時は細かい予算のことを考えていないので、本当に楽しい夢のような時間‥。

 

ここにジャグジー、水音が聞こえるようにここには小さな滝‥なんてやってるうちに、出てきた見積りはなんと$60K(113円換算で680万円ほど‥)超え。

 

当初予算を$40K~45Kと考えていた私たちはびっくり。デザインは最高にすてきだったんですが、この業者高くない‥?となりひとまず出直すことに。

 

 

さらにリサーチを重ね、評判もデザインもなかなか良さそうなもう1件の業者へ。

同じようなデザインで作ってもらったところ、やはり$60K近く、1件目の業者が高すぎるわけではないと理解する私たち。

 

とはいえ$60Kは高い。せめて$50Kを目標にしたいと思い、2件目の業者で細かなCost reductionを重ね、結果的にはLandscapeも含めて$55Kに落ち着きました。(それでも日本円にしたら620万円‥高。)

 

 

プールのデザインはこんな感じ

私以上に強いこだわりをもつ夫が、最終的にはデザインもほぼ一から提案し、プールの周りに植える植物なども細かく決めました。

 

こんなイメージ。*この後若干手直しを加えたので植物はちょっと変わる予定。 

f:id:notefromus:20171109082012j:plain

 

f:id:notefromus:20171109082129j:plain

 

契約を終えるとまずはデポジットで1000ドルを支払い、業者が実際に計測に訪れ、市からプール建設の許可を取ります。

 

 

その後着工。まずは地面に線が引かれました。

 

f:id:notefromus:20171109082209j:plain

 

そして掘る。 (娘写ってる‥けどまぁいいか)

f:id:notefromus:20171109082400j:plain

 

そしてコンクリートが入り、 

f:id:notefromus:20171109082326j:plain

周りのタイルが貼られ始めました。

 

f:id:notefromus:20171109082513j:plain

 

f:id:notefromus:20171109082541j:plain

 

 

‥と、実はまだこの段階です。デポジットを払って市の許可が下りるまでが約3週間、掘り始めてから完成までは約3週間、トータルで6週間くらいなイメージです。

 

その後にLandscapeの業者が入って人工芝や植物、ライトの設置などを行う予定です。

さすがにもう寒くてプールには入れないですが、ジャグジーは冬でも楽しめるので完成が待ち遠しいです!

 

また完成後、アップしようと思います。

 

 

完成後の記事: 

notefromus.hatenablog.com

 

 

【英会話に興味がある方へ】

ビジネス英会話初心者だったわたしが、外資系企業勤務→アメリカ本社勤務をして身につけたサバイバル英会話術を公開しています。

よかったらこちらも読んでみてください。

note.mu

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村

給食の完食指導‥日本とアメリカの食育について。

日本で給食の完食を強要したというニュースを見て、日本とアメリカ正反対の教育だけど、一長一短だなぁと感じました。

 

 

日本の給食指導

私は好き嫌いの少ないタイプだったので、給食が苦だった記憶はそんなにないですが、給食でまずいものが出たために、本来メニューとしてはおいしいものなのに嫌いになったという経験はあるし、昼休みになってもまだ給食を食べさせられていたという子がいた記憶もあります。

  

幼稚園のときも、怒られはしないけど完食するとシールをもらえたので、完食しないといけない、と強く思っていたことを覚えています。

 

 

アメリカのランチタイム

一方で、今の娘の幼稚園(アメリカ)では「全部きちんと食べましょう」なんてこと、先生は口にもしていないと思われます。

 

アメリカの方が人権意識?が強く食事を強要することはないし、さらには多様な人種・文化の子どもがいるため、出されたものを一様に全て食べなさいなんてことはしないんでしょう。

 

学校に入ると、多くの学校でランチタイムが20分位しかなかったりするらしく、低学年の子どもは親が作った好きなものでも食べきれずに終わってしまうこともある、なんて話も聞きました。

 

日本人のようにいわゆる「お弁当」を作って持たせる親もいれば、スティックにクリームチーズをつけるスナック、オレオ、スナック菓子なんてものを持たせる家もあるようですが、とにかく学校側が食育なんてするという意識がそもそもない。

*学校のカフェテリアで買うこともできます。

 

日本の食育の良い点悪い点

私自身、日本で育ち日本で教育を受けたからこそ今の味覚と食に対する意識が育ったわけで、好き嫌いなくなんでも食べられる大人になれたことには感謝しています。

 

とはいえ、やはり子どものときには多少苦手なものがあったし、それをも認められない空気、嫌いなものは克服して食べられるようにならなきゃいけない雰囲気というのは、子どもにとっても大きなストレスだと思うし、あまり必要なこととも思えません。

 

妊娠中、切迫早産で入院したことがありましたが、とにかく病院の食事がまずくて食べる気にならず、母親に手料理を作ってきてもらったことがありました。同じように、給食を食べられない子もいるでしょう。

 

食べず嫌いでない限り、無理やり食べさせられたことによってその食べ物を好きになることなんてないし、むしろよけい嫌いになる気がします。

 

自分自身が嫌いなものを好きになった瞬間を振り返ってみると、

  • 大人になって味覚が変わった(少し苦みのあるものをおいしく感じるようになる‥ゴーヤ、銀杏、ビール笑など)
  • それまでと違う人が作るものを食べて、同じメニューでもこんなにおいしかったのかと気づく(家・給食→おいしいお店や他の人の手料理など)
  • 新鮮な状態のものを食べて、実はこんなにおいしい素材だったのかと感動する(牡蠣、ウニ、その他海鮮など)

 

なんていう状況が多く、強制されて食べ続けたら好きになったという記憶はありません。

 

唯一トマトが苦手だった私、よく家族に「絶対おいしいから、これは甘いから食べてごらん!」と言われていたけどなかなか好きになれませんでした。

 

けれど大人になって味覚が変化したり、外食も増えて色んな料理を食べる中で、いつの間にか苦手意識はなくなっていました。

 

料理にトマトが使われている分には昔からさして問題はなく、苦手なのはミニトマトそのまま、やトマトを切ってそのまま食べる、といったものでした。今では、サラダバーでトマトがあればいくつか取るし、カオマンガイを作れば彩りや栄養を考えてトマトを買って盛り付けます。

 

とはいえ自分でそれだけを食べるためにトマトは買わないし、トマト料理は好きだけど、やっぱり大好きな野菜というわけではないんだろうなと自覚しています。

 

でも、そういう食べ物がいくつかあったからといって私の人生にはなんの問題もないし、誰かに食べることを強要されるいわれもない。

 

 

「好き嫌いがない」が美徳とされる日本

私自身もよく言っている気がするけれど、日本では「私は好き嫌いなくなんでも食べられるタイプ」というのが美徳とされているし、子どももそのように育てるべきと多くの人が思っている気がします。

実際、私も自分の子にはなんでも食べてほしいと願っています。

 

確かになんでも食べられた方が栄養バランスも取りやすいだろうし、食の経験という意味では人生も豊かになるかもしれないけど、それによって生じるストレスもあるよなぁと。

 

 

我が家の3歳の娘は比較的偏食で野菜をなかなか食べないので、ほぼ毎日スムージーを作って野菜を取らせています。

 

以前友人と食事をしていたとき、あまり娘が食べられるものがなく白米だけ食べていたことがありました。

 

すると「うちの子たちは何でも食べるよ、うちは私たち夫婦も好き嫌いないから」と言われたのです。

 

「うちだって親は好き嫌いないし‥!」とムカッとしたのですが、やはり母親である私はそんなこと人に言われなくともどこかでいつも責任を感じています。

ご飯は和食含めてちゃんと作っているつもりだけど、やっぱり私の育て方・作るものに問題あるのかな、とか。

 

でもそうやって人の家の子に「好き嫌い多いね」と批判するようなことを言ったり、「好き嫌いをなくさせなきゃ、それが親の責任」と強く思うことも、すべては日本の教育からくるんだろうなと思います。

 

 

 アメリカの多様性

日本でももちろんいますが、アメリカには宗教的に食べられないものがある人も多いし、アレルギーを持つ人も多いです。

 

なんであれ、個々の相違を尊重する意識が強いので、そういう口出しをされることってこちらではない気がします。

自分はあまり好き嫌いがなかったのでこれまで気づきませんでしたが、偏食の娘を持って初めて「”好き嫌いない”マウンティングうっとおしい!」と感じました。笑

 

 

ちなみに、アメリカの小児科でこの偏食について相談したときは、

「野菜スムージー作ってあげてるの?パーフェクト!そして他のものも適当に食べているならあまり心配しなくていいよ、健康に育ってるから。」

とのことでした。

 

妊娠中や産後の指導も子どものことも、なにかにつけてこちらはゆるいです、良いのか悪いのか。

 

もう少し食育を考えておくれ‥と思うようなことが多いジャンキー大国アメリカですが、こちらの方が気楽なのは確かです。

 

私個人的には、変なプレッシャーをあまり気にせずに、家庭で外食で、楽しくおいしいものを食べて娘の味覚を育てていきたいなと思います。

 

かなり横道にそれましたが、食育問題でした。

 

 

 

【英会話に興味がある方へ】

ビジネス英会話初心者だったわたしが、外資系企業勤務→アメリカ本社勤務をして身につけたサバイバル英会話術を公開しています。

よかったらこちらも読んでみてください。

note.mu

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村

アメリカでの休暇の取り方、おみやげ文化。

私の働くアメリカの会社では、4年勤続後4週間、もしくは7年勤続後8週間、いずれかの長期休暇を誰もが取ることができます。

これはサバティカル休暇と呼ばれるもので、取得後はカウントがリセットされ、さらに4年 or 7年経てば何度でも取れます。 

 

↓こちらの記事に詳しく書いています。

notefromus.hatenablog.com

  

アメリカのサバティカル休暇

私はまだアメリカで働き始めて3年ほどなので未経験ですが、権利を得た人はほぼ例外なくこの休暇を取得しています。

 

子どもが生まれるタイミングで、育児休暇と併せてこの休暇を取る人、

引き継ぎが必要になる部署移動のタイミングで取る人、

子どもの夏休みにあわせて取る人、

などそのタイミングはさまざまです。

 

この休暇にさらに通常の有給休暇をくっつけて、3ヶ月近く休む人もいます。

 

 

誰が仕事をカバーする?

休む人のために誰かがその仕事をカバーするわけですが、マネージャーや周りの人も当然のことと思っているので、みんなその調整にも協力的です。

 

私もこの2ヶ月間、チームメイトがこの長期休暇を取っていたので、自分の仕事+彼の仕事をカバーして少し忙しい日々を過ごしていました。

 

ですがこれも、自分のやったことのない仕事をできるという意味ではチャンスともいえるし、きちんとやれば自分の成果の1つになります。

私も今回、普段自分の仕事では関わらない人たちと仕事をしたり、使ったことのないシステムに触れる機会があったりと、とても勉強になりました。

 

そのように誰かの仕事を他の人がカバーできる状態にするということ自体、BCP* 的にも理にかなっていて、良いシステムだなと個人的には思っています。

特にアメリカでは仕事を変わる人も多いので、誰か1人しかその仕事を知らない・できないというのはあまり良くないですよね。

* Business Continuity Plan: 災害や担当者に何かあったときなど、いかにビジネスを滞りなくまわすかのプラン

 

 

休み明けの職場の様子

そして、今週そのチームメイトが休暇から戻ってきました。

いまさらですが、休暇後の本人・周りの様子も日本とは違うよな~と改めて思ったのでその点についてもふれてみます。

 

おみやげ文化

日本では、それだけの休みを取ってどこかに出かけるのであれば、当然お世話になったや迷惑をかけたメンバーを中心にお土産を買ってきますよね。私も買ってました。

 

なんなら、そんな長期休暇を取るのであれば、休みに入る前に菓子折りのひとつも持って挨拶して回るかもしれませんね。

 

アメリカでは、そのようなおみやげ文化は基本的にありません。

マレーシアや韓国など、アジア系の移民の人が帰省してくると自国のお菓子を買ってきてくれたりすることが多いので、アジア圏では比較的近い文化があるんでしょうか。

中南米系の人もいつも買ってきてくれる気がします。

 

アメリカって、そもそも日本のように会社でばらまける系の観光地お菓子って売ってないですもんね。

 

デスクをデコレーションしてお出迎え

代わりに、戻ってくるメンバーの復帰を祝ってその人のデスクをデコレーションします。

テーマは様々ですが、育休明けならBaby仕様にしたり、休み中ビーチリゾートでのんびりしていた人にはビーチをテーマにして砂浜のようにしたり‥。

 

特にその人が人気のある、おもしろい人だったりすると、より凝ったデコレーションがされる傾向があります。

  

軽い嫌がらせに近いようなパターンもあり、本人ががんばって片づけないと仕事に取り掛かれないレベルになっていることもあります。

もちろん冗談なんですけどね。

 

 

さらに今回はマネージャーがカップケーキやドーナツを買ってきたので、

それを食べながらおみやげ話に耳を傾け、「Welcome back!!」と迎え入れるという楽しい時間をすごしました。

 

本人も、「仕事をカバーしてくれてありがとう!」とは言っても

「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」なんて謝ることはなく、どこに行って何をした~なんていう話を楽しそうにしてくれます。

 

 

気持ちよく休みを取り、気持ちよく仕事に戻る

この会社文化に関しては、アメリカの方がいいな~と思うことのひとつです。

周りの人に「ご迷惑おかけします」と恐縮しながら休みを取り、旅行先では会社へのおみやげえらびに時間とお金を費やす、ってもったいないですよね。

 

明るく「Enjoy! Have fun!!!」といって送り出し、

「Welcome back! How was your vacation??」と迎え入れておみやげ話を聞く。

その方が気持ち良いなぁなんて思います。 

 

ここ数か月は子どもが夏休みのため長期休暇を取る人が多く、またデコレーションするんかい‥と若干面倒に思ったりもしましたが。笑

 

 

とはいえ心のこもったおみやげは嬉しい

と、そんなことを書きましたが、沖縄に行った人からちんすこうをもらうと嬉しいし、北海道に行った人が六花亭のバターサンドや白い恋人を買ってきてくれるとめちゃくちゃ喜ぶわたしです。

 

アメリカでも、おいしいものをみんなに食べてほしいと思えば、もちろん買ってくる人はいますし、わたしも、前回の日本帰国の際には抹茶キットカットを買ってきました。

 

義理で買うおみやげでなく、お世話になった人や大切な人に心から買うおみやげであれば、それもすてきな文化ですよね。

 

みなさんは、会社におみやげ買ってますか?

 

 

 

 

【英会話に興味がある方へ】

ビジネス英会話初心者だったわたしが、外資系企業勤務→アメリカ本社勤務をして身につけたサバイバル英会話術を公開しています。

よかったらこちらも読んでみてください。

note.mu

 

 Twitter (@notefromus) でもアメリカでの日常をつぶやいています。よかったらふぉろーしてみてください。

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村

 

瞬発力が試される、英語の返答。Yes/No 以外の答え方。

英語で話しているとき、すばやく返答できていますか?どんな風に答えていますか?

 

Are you a student? – Yes, I am.

 

みたいなやりとりって中学生で習ったし、

Do you like it? と聞かれたら  Yes, I do. か No, I don’t. で答えるというのも、おそらく中学校までの義務教育を受けた日本人のほとんどが理解していることだと思います。

 

f:id:notefromus:20180508050213j:plain

 

なんですが、この I do とか I am とか I don’t とかって、実はその場で即座に答えるのすごく難しい。

 

アメリカ企業で働いているくせに英語ペラペラでもない私にとっては、タイミング良くパシッとこれが決まると、おお私も成長したなぁ‥と思うほどです。

 

何か質問をされたとき、英語が苦手な人は特に、YesかNoだけで答えてしまうこと多いと思います。

 

Did you go to happy hour last night? きのう飲みに行ったの?

Yeah, it was really fun! うん楽しかったよ~

 

 

こんな感じで。

もちろんこれは間違っていないし問題ないです。

 

しかしこれを、

 

Did you go to happy hour last night? きのう飲みに行ったの?

I did! It was really fun! 行ったよ!楽しかった~

 

 

と言うことって結構あります。YesもNoも言わずにこう言うことも多いです。

そしてこれは簡単なようでなかなか難しい。

 

 

このような疑問文に対して答えるときだけでなく、たとえば

 

I went to a park with my kids yesterday.( 昨日子どもたちと公園に行ったんだ~)

 

と言われた時に、

 

Oh, you did!? It was too hot to go outside!(ええ、行ったの?暑すぎるでしょ~!)

 

なんていう風にもこの  you did, you do, I did, I do といった類の返し方はよく使われます。

 

 

我が家の3歳の娘がごっご遊びをしていても、

 

娘  Who wants candies?(お菓子ほしい人~)

友 Me~!(ほしーい!)

娘 Oh, you do? Here you go.(ほしい?どうぞ~)

 

 

とかやってます。

 

Do you like it? Did you do that? Are you a student?

このくらいのセンテンスだったら私も瞬時に対応できると思うのですが、会話の中ではもっと色んな時制が出てきますよね。

 

I was playing the piano when he came last night. (彼が来たとき、私ピアノ弾いてたのよ~)

だったら

Were you? I didn’t even know you play the piano. (そうなの?あなたピアノ弾くって知らなかったわ)

 

 

という風に、過去のこと話してても did you? じゃないし Are you? でもないし、Were you? となるべきなんですよね。

 

 

こういう風に書いてる分には簡単ですが、会話の中でテンポよくこれを返すって意外に難しい。瞬発力が必要です。

 

 

I’ve been to Tokyo before. (私前に東京行ったことあるのよ~)と言われたときには

Oh have you? Where did you go in Tokyo?(えーそうなの?東京のどこに行ったの?)

 

 

 という風に、もちろん過去完了形のHave you? が正しいわけです。

 

正直細かいことを気にし始めると、ただでさえ英語では口数少なくなる日本人はまったくしゃべれなくなってしまうと思うし、

こんなこと気にするより間違ってもいいからガンガン話す方が絶対にいいです。

 

ですが、これがさらっと正確に口から出てくると、自分、英語上達したかも‥という錯覚に陥るという話でした。

 

 

ちなみに、うちの娘も

 

私 I’m princess Sophia! (私はプリンセスソフィア!)そういうごっご遊びです念のため‥笑

娘 Oh do you? I’m princess Sophia too!!(あなたが?私もプリンセスソフィアよ!)

 

 

とか間違えているので(正しくは are you?)、ネイティブの人も通る道なんでしょう。

訓練・慣れしかないですよね。

 

みなさんはこれ、使いこなせてますか?

 

 

【英会話に興味がある方へ】

ビジネス英会話初心者だったわたしが、外資系企業勤務→アメリカ本社勤務をして身につけたサバイバル英会話術を公開しています。

よかったらこちらも読んでみてください。

note.mu

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村

アメリカ在住3歳児の英語力、日本語力 ~日本語の読み書きはどこまで必要?

3歳になり、プリスクールクラスに進級したアメリカうまれアメリカ育ちの娘。

スクールではアルファベット、数字、色、形、曜日や月などたくさんのことを教えてくれているようです。

f:id:notefromus:20170620082829j:plain

*これは the letter Bを学んできたようです。カラフルシリアルを貼りつけていてアメリカらしい‥

 

さらに、これは2歳児クラスでもやっていたことですが、週に1度は ‘Show and Tell’と呼ばれる時間があり、テーマに沿ったアイテムを持参し、それについてクラスメイトや先生に発表?をしています。

たとえば、先日は「夏にする好きなこと」がテーマだったので、水着を持たせました。何をどのくらい話せているのか分かりませんが、一応みんなの前に立って水着を見せ、何かプレゼンしている風な写真が送られてきました。

「This is mine... I like swimming」とかそんなもんかなと想像していますが、今度どんな様子かのぞきに行ってみたいなと思っています。

 

さらに今はサマーキャンプの時期なので、いつものカリキュラム以外に、Bubble Party (シャボン玉のパフォーマンスをしてくれる人が来て、シャボン玉の中に入ったりしたらしい)をしたり、マジックを見たり、Water Partyをしたり‥と楽しそうなイベントが目白押しです。

もし私が家で子どもを見ていたら、なかなかそこまで経験させてあげられないだろうことが多いので、勉強の面でも遊びの面でも本当にありがたいです。

 

 

さて、そんな3歳児の最近の英語力はというと、先生によるとスクールではかなり英語でおしゃべりしているようです。

家では基本日本語ですが、ひとりごとや、スクールで覚えてきた歌や遊びをしているときは英語で延々と話しています。英語でしか知らない(もしくは英語での方が馴染みがある)表現については、私たちにも英語で話しかけてくることがあります。

いくつか挙げると、、

Can you help me?

Can I have xxx?

I want to go too!

You need to be careful!

You need to be quiet!

(このへんはスクールでよく言われてるんだろうなと想像できます。。)

などなど。

 

もちろん、「○○ちょうだい」くらいは日本語で言えるのですが、スクールでやっているノリで「ごっこ遊び」なんかをしていると、「Hey, can I have ice cream?」などと言ってきます。

 

単語だけ英語になるなどの "ルー大柴" しゃべりはできるだけ訂正するように心がけていますが、つい私たちも「ちゃんとclean up して!」などとつられているときもあります。。

 

そして先日ついに、

「ママ!you don’t take it from me だよ!!」(私が娘から何かを取ろうとした)

という、語尾だけ日本語にして日本語しゃべってる風だけど英語をセンテンスごとぶっこんでる系しゃべりを始めたので、おぉ‥ついにこの感じきたか‥と夫と顔を見合わせました。

 

まだ3歳ですが、共働きの我が家では、平日は日本語3, 4時間・英語10時間という状態なので、英語に偏っていくのは致し方なしです。

とはいえ、会話だけは日本語もきちんとできるようになってほしいので、「Can you help me?」と言われたら「お手伝いしてくれる?って言うんだよ」などと都度教えるようにはしています。すると一応「おてつだいしてくるぅ~?」(なぜか○○してくれる?と言えず○○してくるぅ~?になる娘)と言い直しています。

 

日本語で話すのが嫌、という風にはなっていないのですが、

「パパが~、めがねだめってゆったよ~、めがねかうってゆったよ、かってくるぅ~?」

(訳:パパがメガネ触ったらダメって言ったよ。わたしのメガネ買ってくれるって言ったよ。買ってくれる?‥夫のサングラスをいじっていた娘を夫が制して、娘用のサングラスを週末に買ってあげると約束したらしい)

などと言ってるので、単語と単語をつないで文章にするスキルはすでに日本語の方が低いかもしれません。

 

日本語でできるだけ会話&絵本の読み聞かせはしていますが、どうなることやら。同年齢の日本の子に比べたら確実に日本語は遅いと思われますが、周りに比べる対象がいない&つたないしゃべりがかわいいのであまり気にはしていません。笑

 

 

先日夫と、今後の日本語教育について話し合ったのですが、特に日本に戻る予定はないので、読み書きまで完璧にさせるという熱い気持ちはないというのが今の私たちの考えです。

日本で日本語を使って仕事をするのは難しくなるとは思いますが、そもそも英語で育って英語で大学に行ったら、日本で働く可能性は低いだろうし、働いたとしても英語で済むような仕事を選ぶような気がします。私たち夫婦ですら、日本で外資系企業に就職して以来、日本語の読み書きはほとんど使っていないので。

とすると、子どもの頃の貴重な時間を日本語の読み書き習得に使うより、もっと自分の好きなこと、やりたいことに時間を使わせてあげたいなぁとぼんやり思うのです。

他の言語やスピーキングならともかく、英語圏で生活・仕事する上で日本語の読み書きができるアドバンテージってそんなにあるだろうか‥というのが最近私が考えていることです。

日本語の本も読めるとしたら素晴らしいことだし、もちろんメリットがなくはないでしょうが、現地校に加えて日本語補習校へ毎週通い宿題もこなす、という苦労に匹敵するものが得られるのかは疑問だなぁと‥どうなんでしょう。

 

ひらがな、基本的な漢字くらいは学んでほしいな、補習校に行かせて本人が好きそうならやらせればいいかな~なんて軽い気持ちで思ったりもしますが、時間のやりくりや宿題など、親子共々大変なことが多いと思うので、どこまで頑張らせるかという方針を親がある程度決めないといけないんだろうなと思います。

お子さんがすでに大きい方など、ぜひ経験談をお聞きしたいです。

 

ひとまず夫婦で一致した意見は、日本語の読み書きを完璧にするというよりは、日本のことを好きになってもらうことを優先したいね、ということです。

テレビでも漫画でもアイドルでも、日本に興味を持つ、好きになるきっかけがあればどんどん提供したいなと思います(今はアンパンマン、和菓子などが好き)。

日本の幼稚園や小学校の体験入学も、できるだけ早い段階でさせてみたいなぁ。そして娘が大きくなったとき、自分のルーツである日本という場所や文化に誇りを持って、好きだと感じてくれるといいなと思います。

 

在米日本人のみなさんは、どんな方針で日本語教育されていますか?

 

 過去記事:

アメリカ育ちの日本人同僚の話。 

notefromus.hatenablog.com

 

約1年前の娘。

notefromus.hatenablog.com

 

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村

アメリカで教育費、老後資金を貯める。~貯蓄?投資?

今回はアメリカで共働きをしている我が家の貯蓄運用状況・方針についてです。

 

渡米当初は運用に回すような余裕資金もなく、自転車操業でまわしていた我が家ですが、渡米から3年以上経ち、少しずつ将来の資産形成についても考えるようになりました。

 

 

アメリカでの投資運用、その他仕組みについてまったくの無知だった私ですが、少しずつ勉強して今なんとなくの方針が固まったので現況を書き留めておきたいと思います。そして何か良い情報があれば教えていただけるとうれしいです!

 

 

エマージェンシーファンド(手をつけないで手元に置いておくお金)

 

毎月の生活費×3~6ヶ月分を取っておくのが理想的という話を聞くので、月々50万近く使っている我が家は300万くらいは置いておくのが安心ということになります。 

けっこう多いですね‥

notefromus.hatenablog.com

 

とはいえ、会社の保険で休業補償のようなものにも入っているので、そんなになくても平気かな‥とは思いつつ。

でもまぁ、両親に何かあったら日本に帰らなきゃいけないなど、何が起こるか分からないですもんね。

 

ネットバンク

ですがこの資金、ただただ普通の銀行のセービング口座(利子がつく銀行口座)に入れておいても利率0.01%とかそんなもんだったりします。300万円入れておいても年間300円です。

私はメイン口座としてバンカメ(Bank of America)を使っていますが、そこの利率は今大体そのくらいです。

 

そこで、この資金を流動性高く(必要な時には引き出せる)且つもう少し高い利率のところに置いておこうということで、最近インターネットバンクで口座を開設しました。

 

日本でも住信SBIネットバンクを愛用していた私ですが、アメリカではAlly Bankで口座を作りました。

この銀行はなかなか評価が高く、さらに利率は年1%です。これで300万円預けておけば、年間3万円、月2,500円になります。

 

一般的な銀行よりネットバンクの利率が高いというのは日本でも常識ですが、スーパー低金利の日本ではネットバンクでも普通預金なら0.1%ほどでしょうか。さすがにアメリカはそれより高いですね。

 

もし、○年は絶対使わないという確証があれば、CD(定期預金)に入れるというのも手ですよね。Ally Bankで見たところ、5年満期で2.25%というのがありました。

f:id:notefromus:20170513034009p:plain

 

我が家は、バックヤードにプールを作りたいな~なんて考えていて、このお金に手を付けるかもしれないので、ひとまずセービング口座(普通預金)に入れてます。

 

その後プール作りました: 

notefromus.hatenablog.com

notefromus.hatenablog.com

  

 

リタイアメント資金(老後資金)について

 401K

我が家は会社がbenefitとして提供している401K(確定拠出の退職金アカウント)を夫婦共に使っています。

 

アメリカでは、お金を貯める、というより運用して資産を作っていくという意識が日本より一般的です。

本当のところは分かりませんが、アメリカ人、貯金なんてしない人が多いって言いますもんね。我が家も、基本的に老後資金は貯金というより401Kで運用して増やすという方針です。

 

401Kにお金を入れると、一定額までは税所得控除の対象となる上、会社からマッチング(会社がお金入れてくれる)を受けられることも多いです。

所得の○%を限度に、支払った金額の50%までマッチング‥なんていう例が多いようですが、私の会社では所得の5%を一律マッチング、という方式です。

 

つまり年収1,000万円であれば年間50万円を会社が401Kのアカウントに入れてくれます。税控除を受けられる上会社からもお金をもらえるので、会社で401Kを提供しているのであれば使わない手はありません。

 

 

Target Date Fund

この401Kの中で、自分がどうやって運用したいかその中で投資プランを選ぶわけですが、私は一番自分が何もしなくていいプランを選んでいます。

 

Target Date Fundと呼ばれるもので、例えば自分が2045年にリタイアすると考えている場合、Target Date 2045という名前のファンドを選択します。

すると、まだリタイアが遠いうちはリスクを取って株式比率を上げるなどアクティブ運用、リタイアが近づいてくると債権比率を高めてローリスク運用に‥というような調整をファンドが勝手にしてくれます。

自分でアロケーションを考えて調整、なんていうのが苦手な人には良い選択肢だと思います。

 

 

毎月の投資額

所得の15%が推奨されているとFidelityのサイトには書いてありましたが、みんなどのくらい入れてるんでしょうね。

ちなみに私は月に1,000ドルくらい入れています。夫は今どのくらいか確認してないので要確認です。今は8%くらいでまわっているので、良い感じに増えていってくれることを願います。

とはいえ、リタイアメント資金は長丁場なので、じっくり気長にですね。

 

 

教育資金について

 

我が家の娘は今3歳ですが、お恥ずかしいことにこれまで娘の教育費をきちんと貯めていませんでした。日本では学資保険をかけるというのが一般的かなと思いますが、こちらでは教育資金の作り方もさまざまです。

 

529プラン

IRAなどを使っている方もいるようですが、我が家は州が提供している529プランで運用を始めようと心を決めたところです。

 

529プランというのは、401Kのカレッジ費用バージョンのようなもので、アメリカの全州で提供されています。

そこにお金を入れると所得控除の対象になり(州税のみ、控除されない州もあります)、運用益にも税金はかかりません。

 

引き出すときには制限があり、学費以外の用途に使ったりアメリカ以外の大学への支払いに使ったりするとそこで所得税が課税+ペナルティが課されます。

対象の学校がリスティングされており、アメリカだけというわけではないようですが日本の大学はリストにありません。

 

幸運にも、私の住む州では、どこの州の529を選んでも州税の控除対象になります。

カリフォルニア州の529プランが、手数料などなかなか魅力的なようなので、それを使おうかなと考えているところです。(残念ながらそのカリフォルニアでは州税控除の対象にならないようです)

 

さらにこの中で、401Kと同じようにTarget Date Fundが用意されています。

子どもの年齢によってTarget Date 0-4 (今子どもが0-4歳の場合はこれを選ぶ)などがあるので、ここに投資予定です。ひとまず月々25,000円くらい。

 

一番のリスクは、娘がアメリカの大学に行かないこと‥なので、アメリカの大学に行くと約束させたい。娘現在3歳。笑

どうなるか分からないけど、数年でもアメリカの大学もしくは大学院に行くだろうと信じて。あとはアメリカならお金出せるけど他なら自分でなんとかしてねという方針でいきます。

 

ちなみに、名義人になっている娘が使わなかったとしても、きょうだいに名義替えしたり、そのままとっておいて将来孫の教育資金にするということもできるようです。

 

 

まとめ

 

こんな感じで、手元に必要な一定額はHigh Yield Savingに置いておき、基本は401Kと529で老後資金と教育費運用、さらに余裕資金があれば今後別の投資アカウントも考えようかな‥といったところです。

 

住宅ローンの利率3.75%に対して、投資アカウントは5%以上でまわっていきそうなので、繰り上げ返済はあまり考えていません。どちらにしろ今はそんな余裕ないですが。

 

 

知り合いから貯蓄型生命保険を勧められたりもしたのですが、生命保険自体は会社負担で掛けられていて重複になりそうなのでやめました。

 

みなさんはどのように貯蓄、運用されていますか?良いアイディアがあればぜひ教えてください!

 

 

 

Twitter(@notefromus)ではブログに書くまでもないことをつぶやいています。よろしければフォローしてみてください^^

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村

嫌いなユナイテッド航空と、優しいアメリカ人。~オーバーブッキング事件について

こんにちは、アメリカで共働きワーママをしているクレアです。

 

ユナイテッド航空のオーバーブッキング事件

先日ユナイテッド航空で起きた事件、ひどいですね‥。

www.huffingtonpost.jp

 

アメリカに住んでいる私は、日本帰国の際などぼほぼユナイテッド若しくはデルタを使っています。

 

駐在でこちらに来ていて、一時帰国も会社からお金が出る‥なんていう方はANAJALなどを使っている方も多いですが、アメリカ企業で働く一サラリーマンの身としては、航空券は1ドルでも安いもの、その一択です。

すると必然的にアメリカの航空会社ということになります。

 

乗り継ぎ待ちなんかをしていると、オーバーブッキングのため座席を譲ってくれる人をボランティアで募る(お金やホテル代は出ますが)という光景はしょっちゅう見かけます。

 

800~1000ドル近い金額が提示されていることもあり、魅力的だよな~とは思いますが、仕事もあるし、なにしろ長旅で疲れていたりすると1秒でも早く目的地に到着したい‥という気持ちになるのが普通ですよね。

みんな、目的地に着いてからもそれぞれの生活があります。

 

それが、うまく降りてくれる人がいないとこんなことになるなんて‥本当にびっくりです。

 

ランダムに選ばれ、強制的に降ろされることになった4人がすべてアジア人だったという報道がありますが、アメリカの国内便での出来事なので、無作為に選んだ結果が全員アジア人になるというのはちょっと信じ難いですよね。

 

もちろんビジネス・ファーストクラスの人は除かれていたんだろうし、エアラインのメンバーシップがある人なんかも除いてるのかもしれないですけど。

 

 

妊娠中に ユナイテッドに乗って

私も個人的に、ユナイテッドで嫌な思いをしたことがありました。

3年前、妊娠7ヶ月の時に渡米することになり、日本からアメリカへのフライトに搭乗しました。10時間を超える長旅のためただでさえ疲れるわけですが、妊婦だった私はだんだん体調が悪くなり、横にならずにはいられなくなりました。

 

どこかに移動できる席がないか聞いたものの、CAさんからは冷たく「No」と言われ、仕方なく夫の席も使って軽く横になりました。夫は、小さくなって座ったり機内をうろうろしたりしてやり過ごしてくれました。

 

その間も、CAさんは心配してくれるわけでも何かを持ってきてくれるわけでもなく、ただただ無視され続けました‥。

まぁ移動できる場所がないのは仕方ないですが、日本の航空会社なら少なくとももう少し声を掛けたり、何か代替案を提案してくれたりしますよね。

 

ちなみにアメリカに着いてから分かったことですが、このとき私はインフルエンザにかかっていました(フライト前には症状が出ていなかったので搭乗してしまいました、周りにいた乗客の方、うつしていたらごめんなさい)。

 

お腹も重くて苦しい中、高熱でうなっている乗客を心配もしてくれない、それがユナイテッドか‥と思った記憶があります。

 

 

アメリカの航空会社ってそんなもん

そんな最悪のアメリカ生活のスタートを演出してくれたユナイテッド航空でしたが、その後もずっとアメリカの航空会社を使ううちに、正直言ってしょうもないサービスにもすっかり慣れました。

ビジネス以上にでも乗らない限り、飛行機というものは良い接客を受けられる場所ではないと今は思っています。普通ならそれでオッケー、それ以上は期待しません。

 

むしろ久しぶりにANAに乗ったとき、CAさんのあまりの丁寧さにびっくりしました。さすが~とは思いましたが、それでも数万円の差があるのであれば、私は安い航空券を選んでしまいます。

一人ならともかく、家族全員分、しかも1年のうちに何度も飛行機に乗るとかなりの金額になるので、安いに越したことありません。

 

やさしいアメリカ人

そして、アメリカの航空会社のサービスレベルは低いですが、アメリカのフライトの乗客は日本人より優しかったりします。

 

特に赤ちゃんや小さい子どもを連れていると、日本人は嫌な顔しないまでも見てみぬフリをしたりしますが、アメリカの人は一生懸命変顔して子どもをあやしてくれたり、自分のスマホを出して子どもに動画を見せてくれたり‥と本気で助けてくれることがよくあります。

見知らぬ私たち親子に、フライト中iPadを貸してくれた人もいました。

 

そして無事フライトを終えたときには「You did a great job!!!」など、子どもにも私にも労いの言葉をかけてくれる人までいました。

 

もちろん日本人でもそのように優しく見守ってくれる方もいますが、アメリカの人の方が見知らぬ人にフレンドリーにすることに慣れているんだと思います。

特に男性に、その差が大きいなと感じます。日本人でも、単純に女性や、親を経験しているような世代の方は比較的子どもやその親に優しく接してくれることが多いです。

 

 

 乗客の優しさで、サービスの悪さをカバー!

すっかり話が飛躍しましたが、そういう意味で私はアメリカの航空会社のサービスの悪さを、乗客の優しさフレンドリーさが打ち消してくれる(こともある)と感じています。

 

今回のような事件も、仮に日本人ばかりの場で起こったとしたら、どれだけの人がその場で声をあげたんだろう‥とふと考えました。

 

ネット上や後からはいくらでも「ひどい!そんなことすべきでない!恥を知れ!」と言えますが、そういう事をその場では言えないのが日本人だったりするよなぁなんて。はい私もですが。

 

来週母がアメリカに遊びに来るので、嫌な思いをせずに楽しく過ごしてほしいなぁ。アメリカの良いところをたくさん伝えられるようがんばります!

 

 

 

 

その後、こんなことがありました‥ 

www.notefromus.com

 

 

 

【英会話に興味がある方へ】

ビジネス英会話初心者だったわたしが、外資系企業勤務→アメリカ本社勤務をして身につけたサバイバル英会話術を公開しています。

よかったらこちらも読んでみてください。

 

note.mu

 

Twitterはこちら(@notefromus

 

確定申告で84万円返ってきた話~アメリカで共働き、タックスリターン。

日本でいう年末調整的なシステムがないアメリカ。特別な収入や住宅ローンがないサラリーマンであっても、全員自分でタックスリターン(確定申告)をする必要があります。

 

面倒くさくはありますが、自分がどのくらいの収入を得て、どういった項目が控除されて、どのくらいの税金を払うか‥身を持って実感できるので、個人的には悪くないと思っています。

 

というわけで在米のみなさん、タックスリターンはもう終えましたか?

私は今回ダラダラとなかなか手をつけなかったので、3月12日に重い腰を上げて申告を終えました。すると3月20日にはタックスリファンド(還付金)として約7,700ドル(約84万円)が振り込まれていました。スピーディーですね~

 

アメリカ全土でとんでもない数の人が申告するだけあって、スムーズに申告→還付(もしくは追加納付)できるよう、システム化されていると感じます。

 

今回私がどんな具合に申告したかを簡単に書いておこうと思います。

 

 

確定申告の方法

 既婚者の場合、夫婦合算で一緒に(Jointly)申告する方法と、夫婦別々に(separately)申告する方法を選べます。

 

特にseparateにする必要がないし、夫は自分でやる気が全くないので我が家はずっとjointでやってます、私が。

特殊なケースを除いて一般的にjointでやった方が多く控除を取れたりするようですが、おそらく個々のケースによると思うのでなんとも言えません。が、こちらのコンサルタントに相談したときもJointでやった方がいいと言われました。

 

特に多くの資産や収入源をお持ちの方などは、コンサルタントを雇ってタックスリターンを代行してもらうことも多いです。

 

私の会社では、タックスリターンの時期になるとH&R Blockからコンサルタントが派遣されてきていて、アポを取ればさくっと相談にのってもらえます。自分で申告するにしても、不明点を相談できる人が欲しいときはありますよね。

 

私も、最初の年は分からないことが多すぎてコンサルタントにお願いしました。

そもそもの仕組みから色々質問できたので、300ドルほど払いましたが申告代行+勉強代と考えると安いくらいでした。が、自分でもできそうだったので、翌年からはturbotaxで申告しています。

 

 

使ったシステム:Turbotax Premier

 アメリカでは有名なタックスリターンのソフトです。

年が明けて確定申告の時期になると、Costcoやその他スーパーでもこういったソフトが販売されます。私は今回Costcoで購入しました。

 

Premierではないもう少し安いバージョンもあるのですが、会社にストックプラン(株購入プラン)やRSUがあり、株売買のあれこれを入力する必要があるので、Investmentsに対応しているらしいこちらのバージョンを購入。

 

日本で税金まわりの仕事もしていたのですが、日本のE-taxやその他ソフトと比べても、これは市販向けとしてかなり分かりやすくよくできているな~と感じました。

 

収入→各種控除の順番で、言われた通りに進んでいけば、大体自分が何を入れるべきが分かります。

今回我が家はかなり株を売ったので、株の原価をいちいち確認して入力するなど、ストックまわりは面倒くさかったですが‥

 

こんなの買わなくても無料のソフトでやった方がいいとか、もっと良いソフトがあるなどの情報があればぜひ教えてください!

 

 

収入

主な収入は夫と私の給与と、会社のタックスプランから生じた株の売買益です。

 

主な控除項目

  • standard deduction(定額控除)‥ 医療費、寄付金、ビジネス関連経費等が定額控除額を上回る場合はItemized Deductionをとることもできますが、我が家は定額控除(12,600ドル=約130万円)の方が大きかったのでこちらを取っています。というかソフトが勝手に判断してくれます。
  • 扶養家族控除(娘1人)
  • 娘の教育費(デイケア代)控除

*昨年住宅を購入しましたが、ローンの支払い自体は16年中にはなかったので今回の控除はほぼなしです。

  

 

還付方法

turbotax内で、そのまま電子申告が可能です。

federal taxについては無料で(ソフトの金額に含まれている)電子申告でき、state taxについては追加で19ドルくらいかかりました。でも州税分だけ印刷して郵送‥なんて面倒くさいので「19ドルくらいなら‥」と思い払ってしまいます。うまい商売です。

 

申告するとほどなくしてEmailとtext(電話番号で受け取れるショートメッセージ)で、申告が受領された旨連絡がきます。希望する銀行口座を入力し、一切紙でのやり取りなく10日ほどで還付金が振り込まれるので、やる気さえ出せば楽ちんです。

 

 

還付額

そんなこんなで84万円ほど還付されました。これが多いか少ないかは分かりませんが、来年は住宅ローン控除もあるのでもう少し多くなるかなと予想しています。

 

アメリカでは、日本と異なり、そもそもの源泉徴収税額(withholding tax)も自分で設定できます。

毎月の手取りをもう少し多くして、還付を少なくするという調整も、若しくはその逆も可能です。

 

日本では収入額に応じて源泉徴収税額も決められているので、この点も違いますね。アメリカの方が何事も個々の裁量に委ねられている部分が大きいです。

 

我が家では、多少還付がある方が申告をするモチベーションにもなるので、源泉徴収税額が若干多めになるように設定してあります。

毎月の手取りは減りますが、少なくとも追加納付にならないように設定する必要があります。

 

我が家の夫は、還付金が入ると「臨時収入いぇーい!」と言ってすぐお金を使おうとするので、私の口座に入金し、入金されたことは夫にはまだ言っていません‥笑

払ってたものが返ってきただけで、別に臨時収入じゃないですからね‥

 

 

みなさんはどのようにタックスリターン・確定申告していますか?良い情報があればぜひ教えてください^^

 

 

【英会話に興味がある方へ】

ビジネス英会話初心者だったわたしが、外資系企業勤務→アメリカ本社勤務をして身につけたサバイバル英会話術を公開しています。

よかったらこちらも読んでみてください。

 

note.mu

 

Twitter(@notefromus)ではブログに書くまでもないことをつぶやいています。よろしければフォローしてみてください^^

 

 

2017年分のタックスリターンについても書きました:
notefromus.hatenablog.com

 

 

その他お金(家計簿)関連の記事:

notefromus.hatenablog.com

notefromus.hatenablog.com

notefromus.hatenablog.com

 

 

応援クリック、ありがとうございます!


ワーキングマザー ブログランキングへ


にほんブログ村