アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカの西側で4歳の娘を育てながらファイナンスの仕事をしているワーキングマザーです。税理士→外資IT→米本社勤務。アメリカでの共働き、マイホーム、お金、子育てなどについて書いています。

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アメリカに家を建てると決めた理由~アメリカで新築一戸建て

アメリカに移住して3年弱、もともと駐在ではなくアメリカの会社で雇用されている私たち夫婦は今年グリーンカードを取得しました。

本当に死ぬまで永住するかは分かりませんが、今のところ日本に戻る予定はありません。

 

 渡米直後、賃貸暮らし開始

 渡米直後は、ドル建ての貯金もほとんどなく、アメリカでローンを組むには必須であるクレジットヒストリーもなかった私たち。

 

車をローンで購入しようとしたら「年利10%なら貸せる」ととんでもない高金利を提示されたほど、とにかくアメリカでのクレジット(信用)はゼロだったわけです。

結局ローンは組めず、2台の車を一気にキャッシュで買うという苦しいスタートでした。

 

そんな私たちも地道に?働いた結果、多少の貯金と悪くないクレジットスコアを手に入れ、こちらで家を購入することに決めました。

今回はその経緯について少し書いてみようと思います。 

 

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家を買うと決めた理由

ずっとプランしていたというより、気づいたら買っていた~という感じですが、主な理由はこのあたりです。

 

アメリカでは中古住宅の流動性が高く、家は必ずしも「一生の買い物」ではない。


地域やタイミングにもよるが、きちんと手入れをしていれば中古だからといって値下がりしない。むしろ私たちの住んでいるエリアでは値上がりしている。


家が日本のように値下がりすることなく売れるので、ライフイベントや家族の形態に合わせて、家を買い替えることが一般的。


賃貸に更新料はないが、更新の度に家賃が上がることも多い(我が家は前回、前々回の更新でそれぞれ50ドル、計100ドル上がった)


家が値下がりせずに売れるという前提に立てば、家を買わずに賃料を払い続けるということはお金を捨てているに等しい。


日本と同様に住宅ローン控除がある(税率が日本より高いので日本以上に恩恵が大きい)。

 

日本で家の購入を考える際、賃貸との比較でどちらが得か‥という議論になりますが、アメリカで賃貸に住んでいることのメリットは日本に比べてかなり小さいと思います。

 

もちろんアメリカでも、賃貸に住んでいる方が住み替えは簡単ですが、持ち家の人も日本より気軽に住み替えしています。

 

会社の後輩(26歳独身男性)のケース

この後輩が入社数年で4 bed roomの一軒家を買ったと聞いたときはさすがに驚きましたが、こちらでは一生のうちに何度も家を買うということが特別なことではないので、不要になったら売ればいいという意識なのかもしれません。

ちなみに現在は3,4人でシェアハウスをしているようで、ローンの支払い以上の賃料を得ているそうです、賢い若者だ。

 

会社の上司(30代後半)のケース

この上司も、すでに家を3軒買っていると言っていました。1軒は売却済み、もう1軒は賃貸しているそうです。

 

会社の上司(30代後半)のケース

この上司は、昔コロラドで安く家を買い、その家が1千万円ほど値上がりしたので売却してカリフォルニアにまた別の家を買い、その家が2千万円近く値上がりしたのでそれを元手に今住んでいる場所に大きな家を買ったとのことでした。

 

子どもが巣立って夫婦だけになったら、小さい家に引っ越してもいいかな~と言っていました。

 

 

このように、一度買ったらその家に死ぬまで住み続ける、という意識があまりないので、家を買うということに対する心理的ハードルが日本に比べて圧倒的に低いようです。

 

さすがに、2,3年以内に引っ越す予定がある、ということであれば諸経費などをペイできずに損が出る可能性が高いと思いますが、5~10年のスパンでそこに住むのであれば買ってしまった方がメリットが大きいように思えます。

もちろん、自分たちは引っ越して家を貸し出すということも可能です。

 

ただの賃貸アパートに、年々上がっていく賃料を払い続けたくない!という気持ちも大きく、住宅購入を決意しました。

 

 

新築を購入すると決めた理由

 前述のとおり、こちらでは中古の家を買う方が一般的です。

 

むしろ、一通りの設備がきちんと動くと証明されていること(アメリカではいろんな設備に不具合が出ることがよくある)、バックヤードが完成していること(新築はバックヤードが手つかずの状態で引き渡される)、カーテンやブラインドが揃っているなどの理由で新築を買うよりセカンドオーナーの方がいいと言う人もいます。

 

それでも私たちが新築を建てると決めた理由は、

やっぱり新しい方がキレイでいい!


お風呂やキッチンなど自分たちのこだわりを思い通りにしたい!!

といった単純なものです。

 

新築のキラキラしたモデルハウスを見に行ってしまったら、中古住宅がかすんで見えてしまったのです。

デルハウスは、デザイナーによってインテリアもコーディネートされているわけなので当たり前ですが‥

 

さらに、わたしたちが譲れない

火力の強いガスコンロがほしい!(アメリカは電気コンロの場合が多い。日本でいうIHコンロではなく、日本の古いアパートにありそうなグルグルのやつ)


シャワーと別になっている独立のバスタブがほしい!

 

を満たす物件、かつ学区や間取り、その他の設備に満足いくもの‥と考えだすと中古で探すより新築で建ててしまった方が手っ取り早いようにも思えました。

 

 

そんなわけで新築一戸建てを購入することに決めた私たち。

どんなプロセスで引渡しまで進んでいくのか、また次回以降書いていきたいと思います。

 

 

 

【英会話に興味がある方へ】

ビジネス英会話初心者だったわたしが、外資系企業勤務→アメリカ本社勤務をして身につけたサバイバル英会話術を公開しています。

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↓家シリーズその後。最終的にプールもつくりました。

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 プールつくった。

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