アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカの西側で4歳の娘を育てながらファイナンスの仕事をしているワーキングマザーです。税理士→外資IT→米本社勤務。アメリカでの共働き、マイホーム、お金、子育てなどについて書いています。

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アメリカで家を建てる~オプション選びの詳細。

前回の記事で、家を建てることにした経緯について書きましたが、その続編です。

 

notefromus.hatenablog.com

 

 

建売住宅か注文住宅か 

日本で戸建てを購入する場合、土地付一戸建ての建売住宅か、土地を決めて一から自分たちで作り上げる注文住宅か、という選択をすることになると思います。

 

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アメリカでも、Builderがある区画を買い上げてそこに似たような家を一気に建てるタイプの建売住宅と、最初の設計から自分たちで行う注文住宅な的なものがあります。あるはずです。

 

あるはずなんですが、注文住宅という選択肢はかなりの豪邸にならないとないのではないでしょうか。

少なくとも私たちの住むエリア&私たちが購入できる価格帯で考えると建売しか選択肢はなく、考慮すらしませんでした。

 

ちなみに、サンフランシスコなどの現在不動産バブル中の超高価格地帯では、そもそも新築を建てるなんていう考え自体少ないかもしれません。

買える家、家を建てられる土地自体が少なく、1950年代に建てられた家を1M近い値段で買う‥なんてこともよくあるようです。

 

ともあれ私たちが住んでいる場所では、どこかに土地を自分で買って一軒ぽつんと家を建てる、というのはあまり見たことがありません。(超高級住宅街を除く)

 

住宅街となる広大なエリアを一気に開発するということが多いのですが、そういったコミュニティ内にある家がほとんどだと思われます。

 

さらにそれがGated community(入口にゲートがついていて、入るには鍵かパスワードが必要)だったりゲートなしだったりするわけですが、いずれにしろある程度のコミュニティになっている方が治安的にも安心です。

 

 

建売住宅のオプション選び

さて、私たちが購入することに決めた建売住宅ですが、建売といっても日本とは少し趣が違うかもしれません。

 

わたしは日本で家を買ったことがないので詳しくありませんが、日本でいうところの建売は、すでに完成済みの建物を見て購入を決める、んでしょうか?

もしくは、建築前の建売住宅を購入するケースもあるのかもしれませんが、オプションとして変更できる項目はそんなに多くないのではないでしょうか。

 

こちらで私たちが購入したのは建築前の物件です。

 

コミュニティ内にモデルハウスが何パターン建っており(平屋、2階建て、部屋数の違いなど、異なるFloor Planの家がモデルとして建っています)、見学して気に入ったFloor Planがあれば区画を選んで売買契約を結び、その後細かいオプションを決めて着工するという流れです。

 

このモデルルーム自体をQuick Move-inとして売ったりもするので、これはまさに建売住宅になります。

 

わたしたちが購入したのは3 bed room + Den(書斎)という間取りの平屋です。

このコミュニティ内には100戸以上の家がありますが、Floor Planは平屋と2階建て、それぞれ2種類あったと思います。

 

売買契約を結んだのが今年の5月8日。

その後5月31日までにオプションを全て決定しました。この期日以降にオプションの変更をした場合は追加料金がかかります。

 

モデルハウスやSales Officeがある場所とは別にデザインセンターと呼ばれる場所があり、そこで全てのオプションを選びます。

 

ショールームのようなところで、キッチン、洗面所、キャビネット、カーペット、タイル、ドア、、など全てのサンプルがそこに展示されています。

 

参考

www.ashtonwoods.com

 

オプションの中には、

  • 追加料金なしで選べるスタンダードオプション
  • 追加料金が必要なオプション

があります。

 

 

 

追加料金なしの例

  • カウンタートップ、カーペット、タイル、照明、キャビネット、取っ手などの素材・色を決める際、グレードが下のものから選べば追加料金なし(無料の中でも何種類かある)
  • シャワールームとバスタブを分けて独立にした、これは無料で選べた気がする
  • Denをベッドルームに変えるなどの間取り変更
  • 2+1台のガレージのうち1台用のガレージをベッドルームやゲームルームに変えるなどの間取り変更
  • フロントヤードのデザインを好きなものから選ぶ(3種類ほど)
  • 外観のデザインを好きなものから選ぶ(3種類ほど)

 

有料オプションの例

  • カウンタートップ、カーペット、タイル、照明、キャビネット、取っ手などの素材・色を決める際、グレードを上げると追加料金
  • マスターベッドルームとマスターバスルームの間にドアをつける(戸建てだとここにドアのない家も多い)
  • 1台用ガレージに家に通じるドアをつける(2台用の方にはもちろんついてる)
  • バスルーム、キッチンなどにタイルを貼る
  • メディアセンターや暖炉を設置する
  • 天井をかっこよくする
  • 壁の色を変える
  • 照明やファンのPre wireをする
  • 天井にスピーカを内蔵する
  • シンク、洗面台、蛇口などのアップグレード(丸いボウルを四角に変えるとか、2つに分かれてるシンクを1つのにするとか)
  • 食洗器、オーブンのアップグレード(ブランドや性能、見た目のカッコよさなどで値段が変わってくる)

 

これらは一例で、とにかく膨大な量のオプションがあります。ひとつのオプション(例えばキャビネット)に対しても、色や素材などたくさんの選択肢があるので、決めることが本当に多いです。

 

一方、決められた範囲内でしか間取りやオプションを選べないので、そういう意味では建売と注文の間に位置するイメージかもしれません。

 

デザインセンターでは自分たち専任のデザイナーがついてくれるので、事前にこういうイメージが好き~というイメージを送っておけばそれに合うものを出してきてくれたり、この床材にはどういうカウンタートップが合うかな‥などと相談すればアドバイスもしてくれます。

 

この大量のオプションを2回のアポイントメントで全て決める必要があったので、結局どっちにしたんだっけと覚えていないところすらあります‥。

でも、ワクワク妄想しながらいろんなサンプルを見るのはとっても楽しい時間でした。

 

 

参考になるのか分かりませんが、契約から引渡しまでの流れです。まだ建設中のため、確定ではありませんがこんな予定です。

 

今回書いたのはDesign Appointmentと書いてあるオプション選びのプロセスです。

 

5/5/2016 Got a mortgage pre approval

5/8/2016 Sing up purchase agreement

5/18/2016 First design appt

5/27/2016 Second design appt

5/31/2016 180 day rate lock (mortgage)

5/31/2016 Option decision due date

7/14/2016 Pre construction meeting

9/15/2016 Pre drywall meeting

10/1/2016 Work on final loan approval

10/19/2016 Locked the interest rate using 60 day free float down option

11/21/2016 New Home Orientation

11/28/2016 Acceptance of Completion

11/29/2016 Close of Escrow  -  pick up keys!

 

 

他の項目についても、おいおい書いていきたいと思います。

 

 

 

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アメリカに家を建てると決めた理由~アメリカで新築一戸建て

アメリカに移住して3年弱、もともと駐在ではなくアメリカの会社で雇用されている私たち夫婦は今年グリーンカードを取得しました。

本当に死ぬまで永住するかは分かりませんが、今のところ日本に戻る予定はありません。

 

 渡米直後、賃貸暮らし開始

 渡米直後は、ドル建ての貯金もほとんどなく、アメリカでローンを組むには必須であるクレジットヒストリーもなかった私たち。

 

車をローンで購入しようとしたら「年利10%なら貸せる」ととんでもない高金利を提示されたほど、とにかくアメリカでのクレジット(信用)はゼロだったわけです。

結局ローンは組めず、2台の車を一気にキャッシュで買うという苦しいスタートでした。

 

そんな私たちも地道に?働いた結果、多少の貯金と悪くないクレジットスコアを手に入れ、こちらで家を購入することに決めました。

今回はその経緯について少し書いてみようと思います。 

 

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家を買うと決めた理由

ずっとプランしていたというより、気づいたら買っていた~という感じですが、主な理由はこのあたりです。

 

アメリカでは中古住宅の流動性が高く、家は必ずしも「一生の買い物」ではない。


地域やタイミングにもよるが、きちんと手入れをしていれば中古だからといって値下がりしない。むしろ私たちの住んでいるエリアでは値上がりしている。


家が日本のように値下がりすることなく売れるので、ライフイベントや家族の形態に合わせて、家を買い替えることが一般的。


賃貸に更新料はないが、更新の度に家賃が上がることも多い(我が家は前回、前々回の更新でそれぞれ50ドル、計100ドル上がった)


家が値下がりせずに売れるという前提に立てば、家を買わずに賃料を払い続けるということはお金を捨てているに等しい。


日本と同様に住宅ローン控除がある(税率が日本より高いので日本以上に恩恵が大きい)。

 

日本で家の購入を考える際、賃貸との比較でどちらが得か‥という議論になりますが、アメリカで賃貸に住んでいることのメリットは日本に比べてかなり小さいと思います。

 

もちろんアメリカでも、賃貸に住んでいる方が住み替えは簡単ですが、持ち家の人も日本より気軽に住み替えしています。

 

会社の後輩(26歳独身男性)のケース

この後輩が入社数年で4 bed roomの一軒家を買ったと聞いたときはさすがに驚きましたが、こちらでは一生のうちに何度も家を買うということが特別なことではないので、不要になったら売ればいいという意識なのかもしれません。

ちなみに現在は3,4人でシェアハウスをしているようで、ローンの支払い以上の賃料を得ているそうです、賢い若者だ。

 

会社の上司(30代後半)のケース

この上司も、すでに家を3軒買っていると言っていました。1軒は売却済み、もう1軒は賃貸しているそうです。

 

会社の上司(30代後半)のケース

この上司は、昔コロラドで安く家を買い、その家が1千万円ほど値上がりしたので売却してカリフォルニアにまた別の家を買い、その家が2千万円近く値上がりしたのでそれを元手に今住んでいる場所に大きな家を買ったとのことでした。

 

子どもが巣立って夫婦だけになったら、小さい家に引っ越してもいいかな~と言っていました。

 

 

このように、一度買ったらその家に死ぬまで住み続ける、という意識があまりないので、家を買うということに対する心理的ハードルが日本に比べて圧倒的に低いようです。

 

さすがに、2,3年以内に引っ越す予定がある、ということであれば諸経費などをペイできずに損が出る可能性が高いと思いますが、5~10年のスパンでそこに住むのであれば買ってしまった方がメリットが大きいように思えます。

もちろん、自分たちは引っ越して家を貸し出すということも可能です。

 

ただの賃貸アパートに、年々上がっていく賃料を払い続けたくない!という気持ちも大きく、住宅購入を決意しました。

 

 

新築を購入すると決めた理由

 前述のとおり、こちらでは中古の家を買う方が一般的です。

 

むしろ、一通りの設備がきちんと動くと証明されていること(アメリカではいろんな設備に不具合が出ることがよくある)、バックヤードが完成していること(新築はバックヤードが手つかずの状態で引き渡される)、カーテンやブラインドが揃っているなどの理由で新築を買うよりセカンドオーナーの方がいいと言う人もいます。

 

それでも私たちが新築を建てると決めた理由は、

やっぱり新しい方がキレイでいい!


お風呂やキッチンなど自分たちのこだわりを思い通りにしたい!!

といった単純なものです。

 

新築のキラキラしたモデルハウスを見に行ってしまったら、中古住宅がかすんで見えてしまったのです。

デルハウスは、デザイナーによってインテリアもコーディネートされているわけなので当たり前ですが‥

 

さらに、わたしたちが譲れない

火力の強いガスコンロがほしい!(アメリカは電気コンロの場合が多い。日本でいうIHコンロではなく、日本の古いアパートにありそうなグルグルのやつ)


シャワーと別になっている独立のバスタブがほしい!

 

を満たす物件、かつ学区や間取り、その他の設備に満足いくもの‥と考えだすと中古で探すより新築で建ててしまった方が手っ取り早いようにも思えました。

 

 

そんなわけで新築一戸建てを購入することに決めた私たち。

どんなプロセスで引渡しまで進んでいくのか、また次回以降書いていきたいと思います。

 

 

 

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↓家シリーズその後。最終的にプールもつくりました。

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 プールつくった。

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増え続ける写真の整理について。~アメリカでフォトブックをつくる

日々増えていく写真のデータ、みなさんどのように整理していますか?

 

我が家は私の妊娠が分かったタイミングでちょっといいカメラを購入し、それ以降とんでもない数の写真たちが日々量産されています。

どこに保存するか問題はなかなか難しく、結局今はすべて私のMacの中に保存されています。

 

ですが、データばかり増えて見返すこともないのでは、せっかく撮った写真ももったいないですよね。

 

お気に入りを現像してアルバムを手作りしたり、オンラインのサービスを使ってアルバムを作ったりと人それぞれだとは思いますが、今日は私がアメリカで使っているサービスをご紹介しようと思います。

 

 

アメリカにお住まいの方はご存知の方も多いかもしれませんが、こちらです。

www.shutterfly.com

 

Shutterflyという会社のサービスで、オンライン上でフォトブック(アルバム)を作ることができます。日本にも同じようなサービスはたくさんありますよね。

他にも、ポストカード、カレンダー、クッション、マグカップ、キャンドル、その他キッチン雑貨等をつくることもできます。もちろんプリントアウトのサービスもあります。

私は一度、スーツケースにつけるluggage tagを娘の写真で作ったことがあります。こんなイメージ。

 

 f:id:notefromus:20161014060142j:plain

* Shutterflyサイトより

 

 

あとは、年賀状代わりのホリデーカードもこちらで作成しました。カードは特ににすてきなデザインがたくさんあって楽しいです。

 

f:id:notefromus:20161014060230j:plain

 *Shutterflyサイトより

 

 

そしてこのサービスのお気に入りポイントは、

  1. 写真のバックアップ先としても使える
  2. センスがなくてもおしゃれにできる

 

という点です。

 

我が家の場合、毎年1冊ずつその年のアルバムを作っているのですが、年が明けると前年の写真をまとめてサイト上の自分のページにアップロードします。

 

容量制限も保存期限もないので、ここにアップロードしておけば自分のパソコンから写真が消えてしまうことがあっても安心ですね。

 

そのアップロードした写真を、直接画面上でアルバムのレイアウトにあてはめていくだけなので操作もとても簡単です。

最初に写真をひとつのアルバムに取り込んだ際、自動でレイアウトを作成してくれるのでそれをそのまま使ってもOkです。

 

ただ、自分でレイアウトを変えたり、背景を変えたり、だんだん欲張り出してコメントを入れたり‥とこだわり始めるとなんやかんや時間かかります。でもそれもまた楽しいです。

 

アメリカらしいおしゃれなデザインもたくさんあるので、誰でも簡単にセンスの良いアルバムができますよ。 

 

f:id:notefromus:20161014060320j:plain

* Shutterflyサイトより

 

 

ちなみに値段ですが、ソフトカバーかハードカバーか、ページ数によってもさまざまですが、ソフトカバーなら40ページくらいのものが30ドルほどでオーダーできると思います。

 

定期的に必ずディスカウントをしているので(Photo Book 40%キャンペーンなど)、作るだけ作っておいて安いときを狙ってオーダーするのがポイントです。送料がかかるので、複数あるときはまとめてオーダーしましょう。

 

また、39ドルを超えると送料無料というのはいつもやっているはずなので、ページ上部のSpecial Offersは必ずチェックし適用できるキャンペーンコードは全て使ってオーダーします。(40%オフ+送料無料など)

 

 

これまで私はこのサイトで

  • その年の家族アルバム2冊
  • 結婚式のアルバム1冊
  • 二次会のアルバム1冊
  • Luggage Tag 1つ
  • ホリデーカード2種類
  • 娘の誕生日会用ポスターを1枚

 

を作り、なかなかのお得意様になっています。

 

良いタイミングを狙えば、お気に入りの写真を使ってお得にすてきなものができるので、アメリカにお住まいの方はぜひ使ってみてください。

 

 

データで持っている写真とはいえ、アルバムになると見返すのも一段と楽しいですよね。

なにより、あ~去年はこんなことがあったなぁと振り返りながらアルバムを作る作業自体が、私にとっては楽しい時間です。

 

 

 

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日本人夫のレディファースト事情。

アメリカに住んでいると、多くの男性がドアを開けてくれたり、何かを先にどうぞと譲ってくれる場面にしばしば遭遇します。

そんな場所で暮らしている私の夫(日本人)について、ちょっと書いてみようと思います。

 

 

夫のレディファースト

元々夫は、比較的女性をエスコートしてくれるタイプです。

 

駐車場や道を渡るときなど危なくないように車から遠ざけたり、私がボヤっとしていると肩を抱いてくれたりします。

 

ドアも開けてくれるし、重いものは持ってくれます。あと虫も退治してくれます。

基本的に男は女性を守らないと!という意識が強いようで優しいです。

 

 

そんな夫ですが、ここアメリカでレディファーストを幼い頃から体得している人たちにはやはりかなわないな~と感じる部分もあります。

文化の違いであってどちらが良いということもないし、わたしは不満に思っていませんが。

 

わたしにはそのように優しく、エスコートを心がけていることが感じられるのですが、

例えばどこか曲がり角などで見知らぬ女性と出くわしたとき、無意識に自分が先にスッと進んでいることがあります。

 

いわゆるレディファーストになれていそうなアメリカくの人は、それが若くてもおじさんでも、無意識に笑顔で「どうぞ」と女性を先に通してくれます

 

会社のオフィスでも、大抵の男性は自分が偉かろうが年上だろうが、女性にすっと道を譲ってくれます。

 

そして、最近気づいた大きな違いは、やはりドアまわりのレディファーストです。

 

夫も、後ろに誰かいるかを確認して、誰かがいれば押さえて開けておくという意識はあり、その点では日本人にしてはしっかりしている気はします。

日本では、すぐ後ろに人がいても少しも押さえていてくれない人もいるので。

 

ですが、本場のレディファーストネイティブ(?)の人たちと違って、前にいる女性のドアを開けてあげたりはしないし、

開けてあげたとしてもまず自分が先に入るのが普通で、“開けたドアの横に立って笑顔で待っているレディファーストドアマン“をするのはなかなかハードルが高いようです。

 

 

その違いに気づいて夫に伝えたところ、

「確かに咄嗟にそこまでできないわ~」と言っていました。

 

個人的には、今くらいちゃんと気遣いができていればそこまでできなくてもいいとは思います、どう見てもアジア人だし。

 

もし日本で、知らない男性がドアを開けて(自分は先に入らずに)待っていてくれたらギョッとしますよね、なんだこの人って。

 

 

というわけで、どちらが良い悪いということはありませんが、やはり日本人がネイティブ並みにレディファーストするのは難しいんだろうな、という話でした。

 

とはいえこっちで男の子を育てるとしたら、いくら親が日本人とはいえレディファーストマナーを教えないといけないんだろうな~

そんなことしてない日本人パパだったりすると難しそうですね。

 

 

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アメリカでクイーンベッドを買う~日本とのサイズの違い。

アメリカに来てからも、夫が日本で使っていたダブルベッドに寝ていた私たち夫婦。

最近私の首・肩こりがひどく、さらにそのダブルベッドに毎晩娘が潜り込んでくるため、狭くて体が休まらない日が続いていました。

 

そこで、新居(建設中)になってから買おうと考えていた新しいベッドを先取りして購入することにしました 。

 

 

 クイーンを2つ買いました。

当初はキングサイズをひとつ買うつもりだったのですが、

「キングっていってもすっごく広々もしないよね、、シングル2つ分くらいだもんね」

という話になり、結局Queenサイズのマットレスを2つ購入しました。

 

さすがにこれは広々!2つ繋げて置いたので、横は約3メートルあります。

今まで肩がぶつかるだの、そっちがスペース取りすぎだのもめていた私たちですが、これなら2人とも大の字で眠れます‥!!娘が入ってきてもなんなら気づかないくらい広々です。

 

加えて、今までのベッドは夫が社会人になって以来ずっと使っていたもので8年ほど経過していた&私には少し柔らかすぎました。

広いだけでなく、新しく少しかためのマットレスにしたことで、寝心地&朝の目覚めが劇的に変わりました!あぁこんなことならもっと早く買っていればよかった‥

 

マットレス屋さん曰く、状態にもよるが大体7,8年でマットレスも寿命になってくるので、適当なタイミングで買い替える方がいいとのこと。

 

 

アメリカと日本のサイズの違い 

 ところで、アメリカと日本ではベッドのサイズも若干違います、大体こんな感じです。

 

日本 ・US比較

シングル ≒ Twin

セミダブル ≒ Full 

ダブル ≒ Full ~ Queen

クイーン ≒ Queen ~ King

キング ≒ King

 

小さいものから順に並べると(横幅cm)

  シングル(98cm)

< Twin(99cm)

<セミダブル(122cm)

< Full(135cm)

<ダブル(140cm)

Queen(152cm)

<クイーン(170cm)

<キング(194cm)

< King(198cm)

 

なんだかとっても分かりづらくなりましたが、ようは日本でイメージするクイーンを2つ買ったわけではないということです。日本のダブルより大きめのマットレスを2つ並べている状況です。

 

 

 まとめ 

なんにせよ、やはり睡眠環境は大事ですね。

アメリカ人の大きい夫婦ってどんなベッドで寝てる人が多いんでしょうか。Kingひとつではせまいような‥。

 

 

ちなみに日本に帰った時は3つ布団を敷いて寝たりしたのですが、広さもかたさもあれがいちばん良かったな~

みなさんどんなベッド・布団で寝ていますか?

 

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ハロウィーンに続き、最高に浮かれモードな季節がやってくる。

10月に入って、どこもすっかりハロウィーンの雰囲気になりましたね。我が家も先日パンプキンパッチに出かけました。

 f:id:notefromus:20161005083549j:plain

 

パンプキンパッチ(Pumpkin Patch)とは‥

ハロウィーンが近づくと、公園、ファーム、ただの空き地‥など様々な場所にカボチャを収穫できる場所が設けられます。収穫といっても、すでに畑から収穫されたパンプキンが地面に置いてあり、その中から好きなパンプキンを選んで持って帰るというものです。

パンプキンだけでなく、子どもが楽しめるゲームがあったり、ファームであれば動物と触れ合えるコーナーがあったりと、子どもたちにとっては楽しい秋のイベントのひとつです。

 

 

ハロウィーンに始まり、11月のサンクスギビング、12月のクリスマスと後半になるにつれ、(私のイメージですが)仕事も消化試合モードに入ります。

そもそも祝日が日本の半分ほどしかないアメリカですが、1年の前半は圧倒的に休みが少なく、一方でサンクスギビング・クリスマスあたりのHolidayシーズンにはしっかり休んで家族とゆっくり過ごすという人が多いような気がします。

 

ハロウィーンで家を飾り付けたりTrick or Treatをして楽しんだ後は、サンクスギビングデー周辺に連休をとって家族と過ごしたりブラックフライデーに買い物をしたりし、その後クリスマスの飾り付けを始めてホリデーモードに入ります。

ラジオからも延々とクリスマスソングが流れ続け、この時期は連休を取る人も多いため会社内の雰囲気もなんだかのんびりムードになります。

 

このシーズン、もう大好きでたまりません!

 

私が住んでいる場所は夏がとても暑く、対して冬は穏やかな気候でとても過ごしやすい地域です。そんな最高の気候の中、各家庭のデコレーションやイルミネーションを見たり、世間の浮かれモードを感じられるこの時期はまさに

Most wonderful time of the year!! (”It's The Most Wonderful Time of the Year” - この曲もホリデーシーズンに入ると毎日ラジオから流れます)。

www.youtube.com

まだ10月に入ったばかりなので相当気が早いですが‥

 

 

一方で、クリスマスが終わり大晦日、カウントダウンが終わると一気に1月2日から通常営業モードに戻ります。

だらだらと1月中旬までお正月気分でいたい私は、1月2日から仕事がもりもり始まると「えー、もうちょっと新年の余韻楽しもうよ、、」という感じで引いています。

 

ともあれ!ここから年末にかけてのアメリカはイベント盛りだくさんでお祭り気分です!

いまや日本もハロウィーンやってることを考えると同じようなものかもしれませんが。

 

あと3ヶ月で1年が終わると思うと焦る気持ちもありますが、年末のこの楽しい雰囲気を楽しんでいきましょう^^

 

 

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帰国して感じるアメリカと日本の違い。

日本に一時帰国していました。というわけで、今回の帰国で感じたことを書いておこうと思います。

 

日本のおいしいおいしいご飯

短い帰国でしたが、とにかくおいしいものをたくさん食べました。

 

レストランやお寿司屋さん、旅館の食事以外にも、家族や親戚の家で食べたおいなりさん、ミョウガときゅうりと麩のごま和え、ナスの煮びたし、モツ煮、天ぷら、おはぎ、たまごかけご飯、マーロウのプリン‥そんなささやかなものたちが本当にごちそうでした。日本のお米もやっぱりおいしい。

 

ミョウガ、しそ、オクラなんかが大好きなのですがアメリカではなかなか手に入りません。なので薬味たっぷりの冷奴なんていうのも私にとってはごちそうです。

 

 

 日本の大変なところ‥

家族に会えてたくさん買い物もできて、楽しい楽しい日本帰国だったわけですが、いくつか大変だったなーと感じたところも。

 

1.靴を脱ぐ

アメリカで生まれ育った娘にとって、外で靴を脱ぐという習慣がありません。自宅はもちろん土足禁止ですが、お店や乗り物に乗ったとき、靴のままイスに乗ってはいけないと注意するのが大変でした。

 

靴のまま立つのは論外ですが、というよりも、例えば新幹線に乗っているとき私の膝枕でごろんと横になるとか、電車で景色を見るために膝立ちするとか、そういう時に靴を脱いでほしいのですが、「くっく、ぬがないヨ!!」と騒いで大変でした。

 

ほりごたつ席のお店のときも靴を脱がないとごねられて困りました。

アメリカではそういう注意をする機会がなかったので気づきませんでした。

 

本来はアメリカでだってイスの上は土足じゃない方がいいのかもしれませんが、アメリカの人は基本あまり気にしませんよね。

 

本来はだめですが、スーパーのカートの商品をのせる方に子どもを乗せている人もよく見るし、それを見ても日本のように「あら、あんなとこに入れるなんてありえないわ!!」という目で見られることも少ない気がします。(本来はダメです念のため)

 

これは私の躾がなっていないだけですが、アメリカにいれば多少娘が靴のままイスに乗ろうが気にしなくてもいいのでラクちんです。

 

でも日本流の「お行儀の良さ」も教えないとですね。反省します。

 

 

2.徒歩移動

あとはやはり車で移動できないのは大変ですね、これは東京だからかもしれません。

 

アメリカではどれだけ荷物が増えようが、どうせ歩かないし‥と、コスコの大きいワイプ(おしり拭き)をえいっ、子どものおやつも大きい袋のままえいっと荷物に放り込んでいましたが、たくさん歩く日本では少しでも荷物をへらさねば‥と苦労しました。

 

そして、今わたしはほぼ雨が降らない場所に住んでいるので、その日の天気を気にする、という行動自体をすっかり忘れていました。

 

スーツケース+娘を連れてあちこち移動するというハードスケジュールを組んでいたわたしたち。

幸いにもそこまでの大雨にはあたりませんでしたが、雨が降ってきたときは愕然としました。娘とスーツケースと傘を両立させるって無理じゃーん!と日本に行ってから気づきました。

 

台風なんてこなくて本当によかったです。

 

車移動&年中晴れていて湿気もないこちらはとてもラクちんです。

 

 

3.ママがみんなきれいな格好してる

そして夫は、「こっちのママってみんなちゃんとした格好してるね‥」と言っていました。(私へのあてつけ?)

 

確かに、東京にいる子連れママはみんなキレイな格好をしていて感心してしまいました。

わたしもアメリカにいるときよりもきちんとした格好を心がけましたが、

アメリカに戻った瞬間ノースリーブ+ショートパンツにビーサン、という30代とは思えないカッコでうろうろしています。

 

ラクちんです。

 

 

全般的に、日本にいるときの方が「周りからどう見られるか」を気にしてしまいます。

どちらも一長一短ありますが、私にとってアメリカは、気を抜けるラクちんな場所のようです。

 

 

 

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「何かあれば一人でも働いていける」自分。

両親がうまくいっていなかった学生時代のわたし。

夫から離れたいのに経済的理由でそれができないという状況になることは避けたい、そのためには女である私も経済的に自立している必要があるという風に思ってきました。

 

  

先日、首相夫人である安倍昭恵さんがワシントンで行った講演の中で、女性には「何かあれば一人でも働いていけるという意識が欠けている」という発言をしたと話題になっていましたね。

 

この講演のちゃんとした内容を見ておらず、文脈も分からないのでそれに対して反対も賛成もしませんが、

まさに私は「何かあってもひとりで働いて生きていけるように」ということはずっと考えていて、私にとって初期のキャリア形成のテーマだった気さえします。

 

出産などで仕事を離れる期間があったとしても、復帰できるようなスキルを身につけておきたい、というのが大学時代の職業選択の出発点でした。

 

離婚後、専業主婦だった母が仕事探しに苦労したのを見ていた、というナガティブな要因が大きいのは明らかです。

 

 

先日の夫とのケンカの中でそんな話になり「それよりも、離婚しなくて済む相手を見つける方が大事じゃない?」と言われて

 

「あなたのように、隠れ『女が家事育児して当然』人間がたくさんいることを考えると、理不尽なことをガマンし続けなくてもいいように、やはり女性も自活力をつけておくのが正解だわ!」

 

と心の中で思ったのでした。

 

簡単に離婚してしまうことがいいとはもちろん思いませんが、

「しようと思えばいつでもできる」という状態と

「いくら理不尽でも我慢して結婚生活を続けないと経済的に生きていけない」

という心境でいるのとは精神状態に雲泥の差があります。

 

実際私もケンカ中に、もし‥を想像して、

「日本に帰っても何かしら仕事できる自信はあるし、娘と私の母親と3人でやっていく手もあるな(なんならそれも楽しいかも)」

と思えたので、なんだか気が楽になりました。

 

もちろんうまくやっていけるように最大限努力するつもりですが、いつか何か最悪の事態に陥ったとしても私には他にも生きていく道があると思うと、絶望的にならなくて済みます。

 

そして、そうやって離婚しようと思えばいつでもできるなら、別に今しなくてもいいよね~他に変えられるところないかもっと考えてみよう!という気にすらなります。

 

 

育ってきた環境の影響で私の考え方がこうなったというだけであって、それが正しいともみんなそうすべきとも思いません。

 

むしろそんな風にひねくれた考えを持っていて「かわいくないな~」と思われるのがオチかもしれません。

 

でも今回久しぶりに夫とケンカして、あぁ私の選んだ道は正解だった!と感じたのでした。

 

もちろんそれは最後の逃げ道としてそういう方法もある、という精神的余裕を持ちたいという意味であって、家族一緒に幸せに過ごせるようにこれからもがんばっていくつもりです。

 

 

ところでその後夫とも、だいぶ元のような良い関係に戻りました。

 

わたしも歩み寄ろうとしているつもりだし、夫もなんだかんだ夕飯を作ってくれたり、私が他の家事をしているときに洗濯ものを畳んでくれたりと、気遣ってくれていることが感じられます。

 

やってくれていることに感謝して、理屈っぽく考えすぎない!をモットーにこれからも精進します。

 

 

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ホームシックを乗り越える唯一の方法。

10日ほど日本に一時帰国をし、先日戻ってきました。やっと娘と私の時差ボケも落ち着き、通常営業に戻りつつあります。

 

 

さて、3年弱ほどで3度の一時帰国をしている私ですが、今回も例にもれずホームシックにかかりました。

しかも今回に関しては、アメリカに戻る2,3日前の日本滞在中すでに悲しくなって涙が出る始末でした。

 

今回の一時帰国は、母親の還暦祝いということもあってひたすら家族と過ごした10日間でした。

 

宿泊場所も、ホテル→夫の弟宅→私の祖母宅→私の姉宅→温泉宿→夫実家→ホテル‥といったようにほぼ毎日移動して家族や親戚に会って回ったため、友人とは本当に限られたメンバーとしか会えないほどでした。

 

両母親の還暦祝いということで5家族で行った温泉旅行では、孫と楽しげに過ごす親を見たり、かわいい甥っ子と私の娘が仲良く駆け回って遊ぶ姿を見ることができたりと、年に1度ほどしか会えない分感慨深いものがありました。

 

そんな楽しかった旅行のあと、まだ日本にいるにも関わらず「次は一体いつ、あんな風にみんなで一緒に過ごせるんだろう」と考えて切なくなったというわけです。

 

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アメリカに戻った後も、自分のフライト疲れと時差ボケに加え、微妙に私とも時間帯がずれている娘の時差ボケ対応に疲れた結果、

「わたしなんでアメリカにいるんだっけ‥」

という、アメリカに来た当初のような自問自答を夜中にする羽目になりました。

 

私がもうダメでひとりで日本に帰っても、夫ひとりでローンもデイケア代も払えるし、私は日本で母と暮らせばいい‥という謎の妄想までしていました。娘、置いていこうとしてごめんね。

 

それにしても一時帰国のたびにホームシックになるなんて、一体いつまで続くんでしょうね。

このあたりは長く海外に住んでいる方に聞いてみたいところです。特に私はマザコンを自覚しているので、母と会えないのがさみしいのです。

 

 

そんなホームシックも今はだいぶ落ち着いたのですが、今回この病を癒してくれたものがいくつかありました。

 

ひとつは娘の存在。

 

最終日、空港へ向かうバスに乗る際に母と別れた私たち。夫に隠れてこっそり私が泣いていると、膝に座っていた娘が「まま、あたまいたい?」といって頭をなでてくれました。

よけい涙が出たのは確かですが、私には私の家族がここにいるんだという気持ちになれました。

 

家に戻った後も、無邪気にママママと呼ぶ娘をぎゅーーーっと抱きしめることで癒されるものがありました。

そして、私の年ですら母親と会えなくてさみしいと思うのだから、この子には今私がそばにいてあげないと!という謎の使命感にも目覚めました。

 

 

そして今回はじめて、家以外にもアメリカに自分の居場所がある‥と、職場に戻って感じられたのは嬉しいことでした。

 

時差ボケで寝不足&ホームシックのまま出勤すると、久しぶりにあったチームメンバーが口々に「Welcome back!!!!」と言って迎えてくれました。

 

そんな風に言ってくれる仲間が私にはいたんだ!と思い出して、仕事しててよかった~!!!と心から思いました。

 

 

アメリカに初めて移住していちばんつらかったのは、家族以外に頼れる人や楽しく話をする人がいないこと、家以外に自分の居場所がないと感じることでした。

 

なんと言えばうまく伝わるのか分かりませんが、こんなに広い広い場所にいるのに、どこかに閉じ込められたような息苦しい感覚になるのです。

 

それが今は、家族以外に日本人の友だちもいるし、仕事に行けば「バケーションどうだった??」と聞いてくれる仲間がたくさんいます。

 

これは個人の性格によるのかもしれませんが、私は人とつながっていないと生きていけない人間だなぁと実感しました。

 

 

また、毎回アメリカに戻ってきていつも救われるのは、飛行機や空港で出会う人たちがとても優しいということです。

 

店員やサービスの質はもちろん日本が上ですが、

近くにいるおじさんが一生懸命娘を笑わそうとしてくれたり、離れているのにドアを開けて待ってくれていたり、特に「おじさん」(という言い方は適切でないかもしれませんが)の違いが私には大きく感じられます。

 

日本人のおじさんって、見知らぬ子どもに構ったり、公共の場で女性に親切にするということはあまり多くないですよね。元来は優しい人だとしてもそれを表すのは苦手という意味で。

 

日本を恋しく感じているアメリカ入国直後のわたしにとって、アメリカの優しいおじさんたちは癒しです。ホームシック中の私でも、アメリカに住むのも悪くないよなと思えます。

 

 

結局わたしの場合、人との関わりです、ホームシックを癒してくれるのは。

 

今回ここに夫の存在がないのは、帰宅直後にちょっと喧嘩したためです。。その話はちょっと長くなるので、そのうち書けたら書こうと思います。

 

 

ホームシックまっさかりの方がもしいたら‥

 

苦しくて悲しくてもがいているうちに、ふと、あぁ私平気だと思える日が必ず来ます。

何も変わっていないようでも、何もできてないと思っても、必ず何かが変わっています。

たくさん泣いて、周りにいる人にも甘えて、おいしいものを食べて過ごしましょう!

 

 

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アメリカの退社時間 ~ 連休前は早く帰れる?

明日から連休!そんなときみなさんは早めに仕事を切り上げますか?

それとも休みに向けて遅くまで仕事をしますか?

 

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連休前の退社時間

アメリカは月曜日(9/5)がLabor Dayのため明日から3連休です。というわけで、私のチームではボスから

「If your schedules allow, please try to leave early today to get a jump on the long weekend.」

(帰れる人は早く会社出て週末を楽しんでね!)

というメールが金曜日のお昼頃に送られてきました。

  

 

これは、このボスが珍しいわけではなく大抵の上司はこんな感じです。

メールを送ってくるかどうかは別として、休み前やクリスマス前後など浮かれモードの時は

「Get out of here! Don’t stay too long!」

と声掛けをして、自分もずいぶん早くオフィスを出ていきます。

 

 

金曜日は早く帰れる日!

日本で働いていた当時、駐在で来ていたアメリカ人上司が金曜15時頃にオフィスを出て帰っていくのを見て、他の日本人メンバーは「まじか~」と少しざわざわしたものでした。

それもそのはずアメリカではみんなが大体そんな感じです。

 

他の会社の事情は分かりませんが、少なくとも金曜のフリーウェイは15時前には混みだすので、多くの人が早めに帰宅してるものと思われます。

 

なんでか分かりませんが、それでも仕事って問題なく回ってるんですよね。

日本の人とアメリカの人、言語以外にそこまで能力に差があるとも思いませんが、なぜかこちらの人は早く帰っています。

 

 

 

なぜアメリカでは早く帰れるのか

ダラダラ仕事をしないというのはひとつの理由でしょう。

 

会議ひとつとっても、日本だと終わった後もなんとなく残って話し続けたり、会議の後にもデスクに戻って作業を続けたりしますよね。

 

こちらで夕方5時半までの会議があると、そこにリュックサックやら帰りの荷物を持って参加し、終わった瞬間に「じゃ!」と言って帰宅する人が多いです。

その後の予定が子どものお迎えだろうとワークアウトだろうと、さくっと帰っていきます。

 

基本的に事前にOutlookカレンダーでスケジュールされた時間以上にダラダラとミーティングが延長されることもありません。

 

電話会議をしていても、その後に他のミーティングや予定がある人は「I gotta run!」と言って抜けていくし、Face to Faceのミーティングだとしても同じくです。

 

 

日本の長時間労働ジョークにされている

そして連休前の金曜日である今日。上司がまだ残っていたメンバーにこんな声がけをして帰っていきました。

 

「ボスが帰るまで働いてるなんて、Japanese behaviorだぞ~ははは~」

 

日本人、しっかりそういう認識されてるみたいです。

 

 

適度にちゃんと仕事をしつつ適度にちゃんと帰宅する。もちろん有休も適度に取る。そんな雰囲気が日本でももっと広がっていくといいですよね。

 

 

 

www.notefromus.com

 

notefromus.hatenablog.com

 

 

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アメリカ・英語で仕事する~同意・賛成を示す編。

英語で同意を示す表現といえばやはりAgreeが定番でしょうか。

 

これは確かによく使われますが、もちろん他にも同意・賛成の表現には色んなバリエーションがありますので、わたしがアメリカにいてよく聞く・よく使う表現をご紹介します。

 

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You’re right.

あなたの言ってること正しいよ、と相手を肯定する言い方です。

 

「あれ、この書類ってマネージャーのサイン必要じゃなかったっけ?」

「You’re right. I’ll go get her signature right now.」

(その通り!サインもらってくるわ。)

 

Sounds good.

以前の記事でも書きましたが「それはいいわね」という感じでカジュアルに同意を示します。That sounds good to me. なんて言ってもオッケーです。

 

「いま忙しい?ちょっと休憩しない?」

「That sounds good! Let’s go grab a drink :)」

(いいねー!何か飲みましょ。)

 

*過去記事 

notefromus.hatenablog.com

 

 

Exactly

まさにその通り!と相手の言ったことに強く同意・肯定する言い方です。

 

「うーん、この契約だと契約金は安いけど年額にすると見積りより高くなるよね?」

「Exactly! That’s my point.」

(そうなのよ!それが言いたかったの。)

 

 

On the same page

be on the same pageで、「考えが同じだ」というような意味になります。

 

We’re all on the same pageで、みんな同じ考えを持っているという意味になりますが、これは「同じ考えだよ~」と言いたいときというよりも、以下のようなニュアンスで使われることの方が多い気もします。

 

「明日のレビューに向けて、チーム内で意見のすり合わせをしておこうよ。」

「That’s a good idea. We should be on the same page before the review meeting with the management.」

(それもそうだね。えらい人たちにプレゼンする前に認識合わせておかないとね。)

 

あとは

「Let’s make sure that everyone here is on the same page.」

(全員が同じ認識でいるか確認しましょう。)

なんて言ったりもします。

 

 

Understand

Agreeと同じように「Understand」とこのまま言ったりもします。

 

これはご存知の通り「分かる」とか「理解する」とかいう意味なので、同意とは少し意味合いが違うかもしれませんが、

「I understand what you are saying.」

といった感じで自分が理解しているということを相手に伝え、そのあとで自分の意見を付け加えたりします。

 

 

I’m with you.

個人的にはこの表現がけっこう好きです。

 

「私はこう思ってるんだよ」と伝えたときに「I’m with you, ○○.」と言われると、なんとなくほんとに私の気持ちに寄り添ってくれてる感じがして好きです。

これは個人的受け取り方の問題ですが。

 

「細かいかもしれないけど、この数字はもう少し検証したいんです」

「I’m with you. Let’s figure out what the background of this number is. 」

(私も同じ意見よ。どうやってこの数字になったのか確認しましょう。)

 

逆に、「I'm not with you.」で「あなたの言ってること分からないわ」とも言えます。

「I'm not following you.」でも同じく「言ってることについていけてない」ということを表現できます。

 

 

同じ「賛成!」を伝えるにも、バリエーションが広がるとちょっと自然な英語になるかもしれません。ぜひ試してみてください。

わたしもまだまだ勉強中です。

 

 

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保育園の連絡帳がアプリになった件。

いまだに、日本では活躍しているらしい連絡帳。

 

連絡帳とタイトルに書きましたが、

娘の通うアメリカの保育園では日本のような連絡帳はなく、いつトイレをしたか、何を食べたか、何をして遊んだか、何時から何時までお昼寝をしたか‥なんてことが手書きで書かれている紙切れを、お迎えに行ったときに受け取っていました。

親からは何かを記入して持って行くということは基本的にありません。

 

 

その紙切れが、この度アプリに変わりました。スマホにアプリをダウンロードすると、娘の様子が逐一タイムラインにアップデートされます。こんな感じです。

 

娘の名前を仮にEmmaとします。

 

7:40 am Emma has arrived!(デイケアに到着、デイケアにあるパソコンで親がチェックインするのでその時間が送信されます)

 

8:16 am Bathroom update for Emma: BM (bowel movementの略、排便です)

 

8:28 am Food update for Emma: Ate 100%. Bread, apple and milk.(パンとりんごと牛乳を完食したようです)

 

10:00 am Bathroom update for Emma: Wet (オムツにおしっこしたということです)

 

10:00 am Bathroom update for Emma: I tried to Potty. (トイレトレーニング中です)

 

11:40 am Food update for Emma: Ate 100%. Cheese quesadilla, applesauce, coleslaw and milk.(チーズケサディラ、アップルソース、コールスロー、牛乳を完食)

 

12:05 pm Bathroom update for Emma: Dry (オムツがぬれてなかったという意味です)

 

12:05 pm Bathroom update for Emma: I tried to Potty.(トイレに挑戦したけど出なかったようです)

 

12:15 pm Nap update for Emma: Laid down for a nap.(お昼寝開始)

 

12:42 pm Emma is doing the activity: Playing outside, discovery tubes, 3-d blocks and story time.

(昼寝中にやってるみたいになってますが、それまでにやったアクティビティをまとめてアップデートしてくれたんだと思います。)

 

2:30 pm Nap update for Emma: Woke up from nap.(お昼寝から起床)

 

3:00 pm Food update for Emma: Ate 100%. Corn bread and milk.(おやつ完食)

 

~中略~

 

5:49 pm Emma has departed.(デイケアのパソコンでチェックアウト)

 

 

アップデートを、メールで受け取る若しくはオンラインのサイトから閲覧する方法も選べるので、スマホでない親も対応可能です。

 

これがとってもいいです!

 

アプリのインターフェースも、先生が撮ってくれた娘の写真が背景になっていたりしてかわいいです。

 

どの先生がアップデートしてくれたかも分かるし、写真やイベントごと、持ち物なんかもここでシェアしてくれます。

まだ試していませんがメッセンジャー機能もついているようです。

 

お迎えに行くときにはすでに1日何をしたか分かっているわけなので、それをもとに先生に質問したりもできますね。

 

 

トイレトレーニング中の娘は、

I went #1 by myself.

なんていうアップデートが届くこともあります。#1はおしっこ、#2は大きい方です。

こんなアップデートが届くと、嬉しくていいね!を押しています。

これも仕事中にスマホで確認済みなので、お迎えにいったときにどんな様子だったのか聞くことができます。

 

 

日本の姉は、甥っ子の保育園ではかなりしっかりと連絡帳を書いていると言っていました。

先生とのコミュニケーションツールとして手書きの連絡帳もいいものだとは思いますが、朝のひと手間、共働き家庭にとってはなかなか負担になると思います。

 

こちらからの連絡も、アプリ内で簡単に入力できると便利なんではないでしょうか。

わたしは連絡帳を使ったことないのでなんとも言えませんが、アプリ内でプルダウンで選べるとか、コピペできるとかの方が楽な気がします。

 

まだ開始したばかりなので、これからまた良いところ悪いところあれば報告したいと思います。

 

まだ物珍しいのでアップデートを見るのもなんだか楽しく、ひとまず今はとっても気に入っています。

 

 

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妻をご機嫌にする7つのかんたんな方法

結婚前は、大好きな彼と一緒に暮らせるなんて夢のような幸せだったはずが、それが日常になるとむしろ不満が増えていく‥なんてことありますよね。

 

もう耐えられない!離婚!というほどの不満ではないにしろ、日々の暮らしの中には小さな不満の種が散りばめられています。

 

 

今回は、

小さなことすぎて、わざわざ夫に伝えるのも面倒‥でももう少しこうしてくれたらいいのに!

ということや

小さなことなんだけど、夫がこれをやってくれたことにふと気づいてちょっと嬉しかった!

 

ということをまとめて、ご紹介しようと思います。

 

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トイレットペーパーを補充する

トイレットペーパーを使う頻度は女性の方が圧倒的に多いはずなので、トイレットペーパーを補充するタイミングにあたるのも女性が多いと思います。

 

いいんです、自分が使った結果なくなったときに補充するのは。

 

でも、夫が最後に使ってなくなったはずなのにそのまま放置されているとき‥地味にイライラします。

 

もしくは、微妙に残っているけど残っているともいえない、あとひと巻きだけ残っているとき‥補充したくなくてこれだけ残したんじゃないの?と疑心暗鬼になります。

 

しかし新しいトイレットペーパーを補充して、古いトイレットペーパーの芯をきちんとゴミ箱に捨てておいてくれたと分かると、「あ、ちゃんとやってくれてる!」とちょっとうれしくなります。

 

ほんとーに当たり前のことなんですが、これだけで妻の不機嫌の種を少し取り除けます。

 

 

ゴミ袋を補充する

アメリカに住む我が家のゴミ捨ては、分別一切なし。

すべてをひとつのゴミ袋に入れ、それを規定のゴミ箱に入れて家の前に出しておけば回収してもらえます。とってもラクちんです。

 

とってもラクちんなので、なぜかこれをやるのがいつも私の担当になっていても、まぁそんなに不満はありません。

翌朝、回収された後のゴミ箱を家の中に入れるのですが、これはたまーに夫がやってくれます。

 

ところがなぜか、そのゴミ箱に再度ゴミ袋をかけておく、というそのひと手間をやってくれないことが多いのです。

 

ゴミ箱を入れただけいいじゃないかと思っているのかもしれませんが、ゴミを捨てようとしてゴミ袋がかかってなかったときの

「はぁ‥なんでこのくらいやっといてくれないの」

感は確実に妻のご機嫌ななめポイントに加算されます。

 

小さなことだからこそ、わざわざそれを指摘するのも面倒なんです。

けれどこういうことの積み重ねが、「なんでか分からないけど妻が不機嫌」の原因になっていくんだと思います。

 

 

鏡に水滴をとばさない

洗面所の鏡って汚れますよね。

 

汚れるものなので、週に1、2回必ず拭きます。

どうせ拭くものだから別にいいんですが、えぇいいんですが、夫が手を洗っている現場を見ると派手に手をふって水滴を払っているんです。

そのため、夫が水道を使った後は広範囲に水滴がとんでいます。

 

えぇいいんです、どうせ拭くから‥

 

でもそれを見るたびに、鏡を拭く人の気持ちを考えない行動だよなぁなんて思ってしまいます。

夫が出張で不在だと、鏡があまり汚れないということもつけ加えておきます。

 

 

ベッドメイキングする

ベッドメイキングといっても、我が家は今タオルケット1枚かけているだけなので、それをきれいに直しておくだけです。

 

ですが、朝これを夫がさらっとやってくれていると、なんだかうれしい気持ちになります。

 

簡単なことなので、自分が後にベッドを出るときは布団を整えるようにしましょう。

 

 

洗濯物をしまう

外に洗濯物を干すことが禁止されているので、我が家の洗濯はほぼすべてのものを乾燥機に入れる方式です。

というわけで、面倒なのは畳むことくらいです。

 

わたしが畳むことが多いのですが、畳んだものをソファに置いたままにすることもあります。

 

夫と私のウォークインクローゼットが別なので、夫のものをしまうにはわざわざそちらに行く必要があります。

ですが夫は着替えを取りにクローゼットに行くはずなので、そのときにしまってもらえばいいやと思っての、ソファ放置です。

 

ところが、なぜかクローゼットに手ぶらで行って新しい着替えを持ってくるのです。洗濯物をしまわずに!

 

自分が置いたものとはいえ、ソファに洗濯物がずっとあるのって嫌なんですよね‥

さっさと自分がしまえば済む話ですが。。

 

そうしてなかなかしまわれない洗濯物を見て、わたしもまったく同じことを母親に言われていたことを思い出しました。

 

「畳むところまでお膳立てしたんだから、さっさとしまいなさい!」と‥

 

ほんと、おっしゃる通りです。ごめんなさいお母さん。

する側になって初めて理解できることってたくさんありますね。

 

というわけで、もし奥さまが畳んでくれた洗濯物を見つけたら「ありがとう」とお礼を言って手早くしまいましょう。

 

世の中の奥さまは、タンスにしまうまでしっかりやってあげているかもしれませんが‥

 

 

歯みがきき粉の替えを出す

先日夫が海外出張に行くために、いつも家で使っている歯ブラシと歯磨き粉を持って行きました。

 

なくなりそうな歯磨き粉だったのでわたしは新しいのを出せばいいやーと思っていたら、

なんと!夫が、私が使えるようにと新しい歯磨き粉を出して封を切ってくれていたのです!

 

‥なんと些細なことなんでしょう!

 

でも、出張出発直前にも関わらず、わたしが気持ちよく生活できるよう気にかけてくれたんだなぁと思うとなんだかほっこりしたのでした。

 

 

晩酌の際はひとこと

夫は、仕事もしくはジムから帰宅するとまず一杯軽めのビールを飲みます。

 

このときに「○○はなに飲む?」と言って、わたしの飲みたいものを用意してくれるととってもうれしい気持ちになります。

 

疲れていたとしても、自分だけ「ぷはー!」とやるのではなく相手にもちょっと聞いてあげることで、その後もお互い気持ちよく過ごせます。

 

 

 まとめ

このネタ、なんだか書けば書くほど自分が小さい人間に思えてきますが、こういった少しの気遣いをお互いができていると、笑顔で仲良く暮らせるんじゃないかな~と思います。どうでしょうか?

 

 

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外資系企業で使われるカタカナ語15選~社内の会話ってこんな感じ。

外資系企業でなくても、ビジネスの現場ではやたらとカタカナ語(コンセンサス、エビデンス、ファクトなど)が使われる‥なんていう話はよく聞きます。

 

ですが外資系企業内で繰り広げられるルー語(ルー大柴語)会話は、それを超越しているのではないでしょうか。

 

外資系企業、入社当初のわたし

 わたしも入社当初は、ああ、自分はこの人たちに染まらないように気をつけよう‥外資かぶれ気持ち悪い‥

と思ったものですが、気づけばすっかり染まっていました。

 

最初は、英語かぶれでカッコつけてそういう言葉を多用しているんだと思っていましたが、実際その世界に入ってみると、日本語に言い換えずに英語の単語を織り込む方がスムーズなことが多いと分かりました。

 

例として後で挙げますが、メールに「Announcement」と書いてあった場合、

それを発表と訳すのか、あるいはお知らせ、公示、告知、と訳すのか‥日本語でピタッとくるものを考えるより、「あのアナウンス見た?」と言った方が相手には正確に伝わります。

 

 現在アメリカで働いているわたしですが、日本で外資系企業に勤務していた当時の例を挙げつつ、そんな社内事情について書いてみようと思います。

 

会社の文化や職種によっても使われる言葉は異なると思いますが、「滑稽だなぁ」と思いながら読んでやってください。 

 

なぜルー語を使ってしまうのか

 外資系企業での会話がルー語になってしまう一番の原因は、会社の公式システム・書類・メール、あるいは国をまたいで行われる会議などがすべて英語だからだと考えられます。

 

つまり、日本語で存在する言葉をあえて英語に訳して使っているわけではなく、目の前にあるシステム、書類、会議、議事録上での言葉をそのまま会話に織り込んでいるというイメージです。

 

 

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1. Approve, Submit

「承認」という言葉は社内でほぼ聞きません。どのシステムでも上司が何かの承認をするなんていうときは「Approval」というボタンがあります。加えて、それを「Submit」するなんていうボタンもあるので、

「マネージャーのアプルーバル取った?」「いや、もうサブミットしたんですがまだアプルーブされてないっぽいです」

なんていう会話になるわけです。逆に「承認申請出した?」なんていうと、“わざわざ”、“あえて” 日本語に訳しているようで、不自然にすら聞こえます。

個人的には、常にきちんとした日本語を使いたいと思っていますが、社内では自然とこちらを使ってしまいます。

 

 

2. Contract

お客さまとの契約書も英語です。

 

というわけで、その書類上の言葉のまま、

「あのコントラクトどうなった?」

「カスタマービジット (Customer visit) が明日あるので、その時に確認します」

なんていう会話になります。

 

 

3. Expense, Reimburse

こんな単語こそ、ほんと日本語で「経費精算」と言った方が分かりやすい気がしますが、

「こないだのビジネストリップのエクスペンス、リインバースした?」

とか普通に言います。 

 

4. Organization, Announce

組織変更のお知らせがあった日には、

「オーグチェンジ (organization change) のアナウンス出てたの見た?」

という会話が飛び交います。 

 

5. Agree

これは外資系企業でなくても大定番ですね。

これは、日頃英語でミーティングしていると「Agree」とその通り使うので、同じ調子で日本語で会話していても「うん、そこはアグリー。でもね‥」なんて具合に使われます。

 

私はなんとなく恥ずかしいので日本語のときには使いません。

 

6. Make sense

これもよく使いますね。

理解できる、納得できる、筋は通ってるなんていう意味ですね。

 

「あぁーなるほど、その説明を聞けばたしかにメイクセンスだね。」

  

7. Issue, Happen

プロジェクト、システムなど何かしら問題が発生したときはこんな言葉が飛びかいます。

 

「またシステムイシューらしいよ。」

「まじで、またイシューがハップン?!」

といった具合です。

 

イシューがハップンまでいくと、これは若干自分たちのルー語を揶揄してあえて言ってる感じがあります。 

 

8. Due

これもよく使います。

しめきりと言えば済む話ですが、「これはいつデューなの?」なんて普通に聞かれます。

 

When is that due? をのノリを日本語に持ち込んでいます。

 

 

9. Good question

以前の記事で、これは英会話でよく使うと書きましたが、英語でよく使うあまり、日本語でも

「それはgood questionだね。」

とか言ってきます。 

notefromus.hatenablog.com

 

 

10. Nice to have

あるに越したことないけどなくてもいい、というような意味です。

 

「うーん、まぁそれはナイストゥーハブだね、プライオリティ下げよう」

 

なんて風に使います。 

 

11. Need to know

上記と似た雰囲気でいうと、こんなのもあります。

 

「この情報はコンフィデンシャルだから、ニードトゥーノウベースで必要な人にだけ送ってね」

 

なんて感じでしょうか。そんなに使用頻度は高くないです。

 

12. Specific

パワポ資料を見ながら

 

「うーん、なんか言いたいことはっきりしないよね。もっとスペシフィックに頼むよ」

 

曖昧だからもっと具体的にということですね。

 

 

13. Allocation, Validation

これはわたしの仕事がファイナンス関係だからかもしれませんが、よく使います。

 

配分・配賦するとか、検証するとか日本語で言う事の方が少ないです。

 

「このバジェット、どうやって各部署にアロケーションしてるんですか?」

「まだバリデーション中なので、この数字は多少動く可能性あります」

 

そんな風に使います。 

 

14. Directionally correct, Somewhere between

ここまで行くと、この人日本語不自由なんじゃないの感が出てきますが、実際これくらいは言う人います。

 

Directionally correct: 細かい数字は正確じゃないけど、大体の方向的には合ってる

Somewhere between: ほぼ~くらい、○○と××の間くらい

 

「まだこの数字バリデーション中です」

「でもディレクショナリーコレクトなんだよね?まぁ、これとこれの somewhere betweenって感じでしょ」

 

 

 

最後に、入社後しばらくして上司に言われ、ぽかんとしてしまったルー語をご紹介します。

 

15. Anecdotal

「○○さん、じゃあアネクドータル的な感じでいいから、1枚スライドにまとめておいて。バックアップにいれるから。」

 

完全にわたしの勉強不足なんですが、このAnecdotalという単語が分からなくて「は?」となりました。

 

事例の、人の話に基づいたデータの、といった意味です。

 

というわけでその上司が伝えたかったのは

「ちゃんと統計の数値とか用意しなくていい、事例をいくつか調べてまとめる感じでいいから1枚パワポ作っておいて。プレゼンの参考資料としており込むから。」

 

という内容だったようです。

  

 

まとめ

外資系企業にお勤めの皆さま、社外の人には嫌な奴だと思われる可能性大ですので、くれぐれもルー語の社外使用は控えめにしましょう。

 

現在は、日本の外資系企業ではなくアメリカで働いているわたしですが、日本の外資系企業のこういった言語文化?は日本独特だなぁとつくづく感じております。

 

 

 

【英会話に興味がある方へ】

ビジネス英会話初心者だったわたしが、外資系企業勤務→アメリカ本社勤務をして身につけたサバイバル英会話術を公開しています。

よかったらこちらも読んでみてください。

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欲張り日本人とのんびりアメリカ人~キャンプ編。

アメリカでよくキャンプに行く我が家。日本もちょうど連休・お盆休みだったこともあり、キャンプやバーベキューに出かけた方も多いのではないでしょうか。

 

  

我が家は、

  • 元々夫がアウトドア好き
  • 良いキャンプ場がたくさんある
  • 東京に住んでいた頃に比べて、雄大な自然はあるが娯楽が少ない
  • 家が広くてキャンプ用品の収納スペースがある
  • 高速料金がないので、車旅行&キャンプをするとかなり安く楽しめる

 

など理由は色々ですが、要は楽しいので5月~10月くらいにかけてよくキャンプをします。

 

日本ではそんなに頻繁にしていた方ではなく少ない経験上での話になりますが、今回は日本とアメリカのキャンプの違いについて気づいた点を書いてみます。

 

 

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大騒ぎする日本人、のんびりくつろぐアメリカ人

日本で、よーしキャンプに行くぞ!バーベキューするぞ!と行って出かけると、家族連れももちろんいますが、大学生~若者たちの集団が騒いでいる光景が見られたように思います。

 

それと比較すると、こちらで出かけたキャンプ場では圧倒的に家族連れが多く、お酒を飲んで大騒ぎするというよりは、自然の中でひたすらゆっくりくつろいでいる、という人たちが多いように思いました。

 

中には車椅子に乗っているおじいちゃんおばあちゃんを連れて三・四世代キャンプをしている人たちも見かけました。

 

海沿いのキャンプ場に行くと、椅子に座って海を眺めながら、子どもや犬が走り回っているのをただ見守る‥なんていう様子もよく見られました。

 

 

料理に凝る日本、楽に済ませるアメリカ

せっかくキャンプに行くなら、おいしいもの食べたいなと思いますよね。

 

そして、何度も行っているとワンパターンはつまらないからメニューを変えてみようとか、なにかしら工夫を凝らしたくなりますよね。

 

私たちも、バーベキューだけではなんなので、定番のカレーを作ってご飯も炊いてみたり、少し寒いときには豚汁をつくったり焼き芋をしたり、いろいろなものを作りました。

 

外で食べるご飯はとてもおいしく、楽しみのひとつでもありますが、昼ではなく夕飯にそういった手のかかるものを作り出すと、気づけば真っ暗な中で料理をする羽目になることもあります。ライトはあるにせよ。

 

アメリカでは、元々日々の食事自体そんな凝ったものを作らない人も多く、ましてやキャンプになると、私たちのように延々野菜を切って何かを煮込んだり、米を洗って炊いたり‥なんてことをしている人はあまり見かけません。

 

のんびり肉やら野菜やらを焼いて食べて終了~という感じに見えます。

カレーや豚汁なんてものを作った日には片づけも面倒なので、何かと私たちの方がバタバタしているような気がします。

 

私たちも最近は、家族だけでのキャンプのときは頑張りすぎず、暗くなってからはのんびりする、をモットーにしています。

 

こちらのスーパーでは、すでに味がついているお肉・野菜が串に刺さっているケバブがたくさん売っているので、そんなのとシーフードを買って焼けばお腹いっぱいになります。

 

デザートは、アメリカぶってスモアです。

マシュマロ、板チョコ、グラハムクラッカーだけ用意すれば、あぶったマシュマロをチョコと一緒にクラッカーではさんで出来上がりです。

 

朝ごはんは、またしてもどこのスーパーにも売っているホットドッグのバンズとソーセージ、ホットドッグ用にちょうど良くカットされたオニオンやセロリが入った野菜のパックを買っていきます。

朝ソーセージだけ焼けば、おいしいホットドッグが食べられます。このくらいのメニューなら、持ち物も片づけもラクちんです。

 

とはいえ結局、日本ぽい焼肉が食べたくなってカルビを家から漬けていったり、ホタテにはやっぱり醤油とバターが欲しい!なんて言い始めて持ち物はどんどん増えるのですが‥

 

 

夜更かしの日本人、早寝のアメリカ人

この件に関しても、日々の生活からして日本の方が遅くまで起きている気がするので、キャンプだから、というわけではないのかもしれません。

 

せっかくみんなでキャンプに行ってるんだから、早く寝るのもったいない!お酒を飲みながら遅くまでわいわい話した~い、って思いますよね?

 

アメリカでキャンプに行くと、大抵私たちが一番遅くまで起きています。

といっても、23時とか24時とかせいぜいその程度なのですが、周りのアメリカ人らしき人たちは早々にテント、もしくは引っ張ってきたキャンピングカーに入ってしまいしーんとしています。

 

その分朝は早くに起きて、なぜか撤収も早いです。気づいたら出発も私たちがいちばん遅いなんてこともあります。みんなどこに行くんでしょうか。

 

 

充実させたい!日本人と、のんびりを楽しむアメリカ人

まとめると、こういうことかなと思うのですがどうでしょうか?

 

日本でキャンプやバーベキューに行くと、川でたくさん遊んで、料理も凝って、近くの温泉に行って、夜も遅くまでわいわい楽しむ‥なんてこと多いですよね。私、そういうの大好きです。日本人の方が欲張りなのかな。

 

でも、これを連休でなく普通の土日にすると、帰ってきてどっと疲れて翌週をスタートさせるなんてこともあります。

 

遊びたい人は遊ぶ、のんびりする人はのんびりして、料理もシンプル。

温泉なんてもちろんないので、暗くなったらのんびりたき火にあたって過ごす。無理して夜更かしせずに早目に寝て、朝はすっきり早く起きる。

 

普段の日常にキャンプをちょこちょこ織り込むとしたらこのくらいにしておいて、自然や気持ちの良い空気、ゆったりとした時間の流れを楽しむ‥というのもいいなぁと思うのでした。

  

 

日本人、アメリカ人とくくれるものではなく、ぞれぞれに色々な楽しみ方をしている人がいるのは承知ですが、私が感じたキャンプの違いでした。

 

 

 

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